eFootball世界大会のベスト4が決定!コンソール部門ではMayagekaとAxの日本人2選手が準決勝へ
ゲキサカ / 2024年7月20日 22時17分
『eFootball™2024』を競技タイトルとしたeスポーツ世界大会「eFootball™ Championship 2024 World Finals」が20日、都内のesports銀座studioで大会1日目を行い、コンソール部門とモバイル部門のベスト4が決定した。
昨年12月に始まったバルセロナやバイエルンなど欧州各クラブの代表選手を決める「eFootball™ Championship 2024 Club Event」の勝者12名と、「eFootball™ Championship
2024 Open」の地域予選を勝ち抜いた上位者20名の総勢32名(コンソール部門16名、モバイル部門16名)が世界王者の座を勝ち取るべく集結。この日は両部門のグループステージが行われ、4人ずつ4グループに分かれて総当たりで対戦した。
eFootballの世界大会が都内で行われた
各組1位の選手のみが準決勝に進出するレギュレーション。前回大会の世界チャンピオンであるUDI(うでぃ)はグループリーグ初戦で0-2の敗戦。日本人対決となった2戦目はたけまんに1-0で勝利したが、最終戦で1-1の引き分けに終わり、1勝1分1敗の勝ち点4でグループリーグ敗退が決まった。
黒星発進となった初戦について「ずっと攻めていたのに点を取れなくて、後半に先制点を取られた。せめて引き分けで終わろうと思って強気に行ったところで2点目を取られた」と振り返り、1勝1敗で臨んだ最終戦は早い時間帯で先制したものの、「1位通過するには1-0では無理だと思って、2-0、3-0と取りに行こうと攻めていたのに2点目を取れず、一瞬の隙でカウンターから決められた」という痛恨の引き分けだった。
「大会を通して思いどおりにいかなかった」と悔やんだうでぃは前回王者として「去年より警戒されていた」と率直に語った。「(日本人として出場している)残り4人のだれかに優勝してもらって、日本人が連覇してくれればいいので、頑張ってほしい」と、他の日本人選手にエールを送っていた。
昨年の世界王者うでぃはグループリーグ敗退となった
敗退が決まり、思わず頭を抱える
昨年の「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA」と今年の「eJリーグ eFootball™ 2024シーズン」で優勝し、2冠チャンピオンとして出場したTakakiは初戦に2-1で勝ったものの、2戦目が0-2の敗戦。自身の最終戦前にグループリーグ敗退が決まる展開となった。それでも最終戦は2-0で意地の勝利。「2戦目で負けてしまって、そこで勝ち切る力が足りなかった」と肩を落とし、eJリーグなどでタイトルを獲得したシーズンにも「自分はどの大会でも優勝しなきゃいけないと思ってやっている。すべての大会で優勝できるような圧倒的な力を付けたい」と悔しさを噛み締めた。
eJリーグ王者のTakakiはグループリーグ敗退
唯一の2連勝でグループリーグ最終戦を迎えたe日本代表のAxは引き分け以上で突破が決まる最終戦も1-0で勝利した。0-0で迎えた試合終盤、決定的なピンチを招いたが、オフサイドの判定に救われ、「いかれたかなと思ったけど、オフサイドでラッキーだった。自分に流れが来ているなと思った」と苦笑い。その後、決勝点を決めて1-0で勝利し、唯一のグループリーグ3連勝で準決勝進出を決めた。「3連勝での突破は自分だけだと思うので、そこは自信を持って明日も臨みたい」と、大会2日目を見据えた。
準決勝進出を決めたe日本代表のAx
オフサイドに救われ、苦笑い
ゲキサカFC所属のMayagekaは初戦で1-1の引き分けに終わったものの、2戦目で5-2の圧勝。グループ首位で最終戦を迎え、引き分け以上で突破が決まるという状況で3戦目に臨んだ。先制して追いつかれたが、巧みに時間を使ってそのまま1-1でタイムアップ。「70分過ぎから相手が選手を代えたい、フォーメーションを変えたいと思っているのを感じたので、サイドに蹴らずに中央に蹴ってスローインにならないようにした」。狙いどおり最後までプレーは切れず、選手交代もなし。「終わらせ方は完璧だった」と、1-1の引き分けで準決勝進出を決めた。
ゲキサカFCのMayagekaは準決勝進出
うでぃと同組だったたけまんは初戦に2-1で勝利したが、2戦目でうでぃに0-1敗戦。勝てば突破の決まる最終戦はPKで先制しながらも1-3の逆転負けを喫し、グループリーグ敗退が決まった。「負けて悔しいけど、楽しめたので良かった」。準決勝進出はならなかったが、「明日は一ファンとしてAxくんと(Maya)gekaさんを応援したい」と同じ日本人選手の優勝を願っていた。
たけまんは最終戦で逆転負け
グループリーグ敗退となった
モバイル部門では唯一、日本人で出場したGu_038gamesが2勝1分で準決勝進出を果たした。これでコンソール部門、モバイル部門ともにベスト4が決定。両部門で日本人3選手が勝ち残った。大会2日目の21日に準決勝、決勝を行い、それぞれの部門で世界チャンピオンが決定。コンソール部門の準決勝ではAxがThe_Palma(スペイン)、MayagekaがNicanorER(ペルー)と対戦する。
モバイル部門で準決勝進出を決めたGu_038games
(取材・文 西山紘平)
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