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浦和新加入21歳FW二田理央がJ1初ゴールも嬉しさ半分…試合後のブーイングには「結果で示すしか」

ゲキサカ / 2024年7月21日 6時15分

浦和新加入21歳FW二田理央がJ1初ゴールも嬉しさ半分…試合後のブーイングには「結果で示すしか」

[7.20 J1第20節 浦和3-4札幌 埼スタ]

 仲間から「切り替えて!」と声をかけられたという。4点ビハインドとされた浦和レッズは後半16分に一気の4枚替え。2試合連続の途中出場で、本拠地デビュー戦となった21歳FW二田理央もその一人として投入された。

 そして直後のプレー、左サイドを突破して上げたFWチアゴ・サンタナのクロスにゴール前に走り込み、ドンピシャのタイミングでヘディングで飛び込む。しかしシュートは無情にもクロスバーを叩いた。

 それでもチアゴ・サンタナのゴールで1点を返したあとの後半36分だった。MF小泉佳穂が出したロングボールがチアゴ・サンタナをかすめて右サイドまで流れる。ここにいた二田が、角度のないところからニアを抜いて2点差とするゴールを決めた。

「正直、折り返しは考えていなくて、打つことしか考えていなかった。とりあえず枠に抑えて打とうと思って、いいコースに行って良かったなと思います」

 その後、後半45分にもMF伊藤敦樹がPKを決めて1点差まで詰め寄った浦和だが、追いつくまではいかなかった。「最初のヘディングでのあれが。あの時間帯で自分が決めていれば結果も変わったんじゃないかと思うので、すごい悔しい」。J1初ゴールの喜びも、悔しさで霞んでしまったようだ。

 サガン鳥栖の下部組織出身で、高校3年生だった21年6月にトップチームと契約。翌月よりオーストリア2部のインスブルックに期限付き移籍し、その後、同ザンクト・ペルテンに移籍したが、今月より浦和に完全移籍を果たしていた。

 鳥栖でも1試合のJ1リーグ出場を経験しているが、3年ぶりのJリーグでしっかりと成長した姿をみせている。チームは3戦勝利なしで中断期間に入ることになったが、後半戦に向けた戦いでは間違いなくキーマンの一人になりそうだ。

 悔しい浦和ホームデビュー戦。試合後にはゴール裏からブーイングを浴びる洗礼を受けたが、「熱い応援は自分たちのため。ブーイングは仕方がない」と話すと、「結果で示すしかない。勝利のために日々練習して、努力して、また次の試合に勝って笑顔にできたらいいなと思います」と口元を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
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