攻撃の鍵握るパリ五輪メンバー三戸舜介「2列目ができるのが自分の特徴」ウイング&インサイドハーフの解釈
ゲキサカ / 2024年7月23日 15時36分
攻撃のタクトを握る男だ。U-23日本代表MF三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)はパリオリンピック・グループリーグ初戦で対戦するパラグアイの印象を「ガツガツ、そういうイメージ」と語る。「みんなわかっているので、変に気にしない」と前を向いた。
スパルタ・ロッテルダムでは右ウイングでプレーしてきたが、大岩剛監督体制では早い段階からインサイドハーフで起用されてきた。アルビレックス新潟でもトップ下でプレーし、攻撃の幅は大きく広がった。中盤の内外で力を発揮できるまで成長を果たした。
6月のアメリカ遠征では右ウイングで、もともとは左ウイングでプレーしてきた。今月17日のU-23フランス代表戦では左インサイドハーフで出場する。緩急鋭いボールタッチでフランスを翻弄し、先制ゴールをアシスト。「2列目ができるのが自分の特徴」と手応えを口にした。
両ウイングには斉藤光毅、平河悠、藤尾翔太、佐藤恵允が揃う。個の力と豊富な運動力を持つ選手がいるため、三戸はインサイドハーフで起用される可能性も高い。2ポジションでの役割を自分なりに解釈しているようだ。
「ウイングだと基本的に外に張って、持って、仕掛けてシンプル。シャドーだとゲームを作ったり、もっとボールを受ける。ウイングよりは自由。ウイングも自由だけど、もっとさらに動き回れるので、自由にやるイメージ」
初戦・パラグアイ戦での戦い方は「自分たちの時間を作りたい。ボールを持たれるよりは持つ時間を作りたい」。いつでも明るいスマイルは健在。五輪の舞台でさらなる輝きを放つつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
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