パリ五輪初戦で初南米勢にも臆せず…平河悠の自信「積み重ねを出すかどうかで勝敗は決まる」
ゲキサカ / 2024年7月23日 15時37分
自身にとって対戦経験のない南米勢だが、臆することはないようだ。U-23日本代表FW平河悠(ブリストル・C)は24日のパリオリンピック・グループリーグ初戦でパラグアイと対戦。「対戦相手にはあまりイメージとか膨らませない。ビビるとかもあまりなく、あんまり意識はしていない」と落ち着いて準備を進めている。
初戦の相手は南米勢・パラグアイだ。すでにチーム内で分析は進んでおり、「南米1位だし、タフな印象はある」とイメージを口にする。ただ、パラグアイのために新しいことに取り組むつもりはないようだ。「やってきた積み重ねを出すかどうかで勝敗は決まる」。チームは昨年11月にアルゼンチンと対戦したが、平河にとって南米勢は初。それでも自信にも似た確信は、これまで強豪国と戦ってきた経験から得たようだ。
「フランス戦で相手の寄せの速さを体感した。そういう厳しさがあっても、自分たちがボールを保持して、決め切ることが勝利の鍵。そのためにもチーム全体で守備をやらないとやられるけど、自分たちがやるサッカーを貫くことがまずは大事」
もともと左サイドで強みを発揮してきたが、いまでは右サイドでのプレーがメイン。「もちろん景色は違うし、持つ足も変わる」。FC町田ゼルビアや代表での戦いを経て、戦い方のバリエーションが増えていった。
「右サイドだと縦に行ったとき利き足で使える。左サイドは逆にカットインして右足で持っていけたり、ドリブルで持ちやすい」。両サイドでのプレーを続けるうちに、左足の精度も向上した。「左右どちらもできる強みは出したい」。日本屈指のサイドアタッカーに成長し、今夏は海外移籍も果たした。五輪の舞台で、世界に真価を知らしめるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
攻撃の鍵握るパリ五輪メンバー三戸舜介「2列目ができるのが自分の特徴」ウイング&インサイドハーフの解釈
ゲキサカ / 2024年7月23日 15時36分
-
代表では右サイド定着か…好クロス連発で好調のぞく平河悠(8枚)
ゲキサカ / 2024年7月22日 16時31分
-
大岩ジャパンのパリ五輪を前園真聖氏が展望 カギは平河悠と斉藤光毅の併用か
東スポWEB / 2024年7月22日 5時14分
-
パリ五輪出発前ラストマッチは相手の退場という予想外の展開に、長谷川唯「本当は11人でやりたかったが…」
ゲキサカ / 2024年7月14日 5時31分
-
「自分が出場するとは…」プロ入り後に覚醒、招集1年でパリ五輪行きを決めた町田FW平河悠「日本のために体を張って戦わないと」
超ワールドサッカー / 2024年7月3日 21時15分
ランキング
-
1体操・宮田笙子問題に露メディア「厳格ルール」と仰天 蘭の〝前科者〟選手と対比も
東スポWEB / 2024年7月22日 21時0分
-
2篠原信一が「銀」に泣いたシドニー五輪「世紀の誤審」から24年 柔道界の鉄人が指摘する「国際試合ならでは」の事情
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
3《性的暴行で逮捕》佐野海舟容疑者、オンラインサロン上に“新規メッセージ”でファンが騒然「僕はひたすら待ち続けます」
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
4巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 6時12分
-
5トロント地元紙 菊池雄星はトレード濃厚と報道「来週以降もブルージェイズで投球する可能性はゼロに近い」
スポニチアネックス / 2024年7月23日 10時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)