セビージャ日本ツアーの主催者が延期理由を説明「現在の各クラブの状況等を多面的に考慮した」

日本ツアーは延期に

　セビージャ(スペイン)のプレシーズンジャパンツアーを主催するNSN社は23日、今夏の開催を断念した理由について「現在の各クラブの状況等を多面的に考慮した結果」と説明した。

　このツアーは当初今月から来月にかけて行われる予定で、7月30日に北海道コンサドーレ札幌(J1・20位)との、8月2日にサガン鳥栖(J1・19位)との国際親善試合が組まれていた。来日延期に伴い、両試合の開催は中止となっている。

　NSN社は公式サイトを通じて2024年から25年内の新たな日程で開催する予定だと伝えている。

　以下、NSN社の声明

「今夏、セビージャの来日と札幌と鳥栖でのプレシーズンマッチを楽しみにしていたファンの皆様、各クラブのサポーターの皆様、また『セビージャプレシーズンジャパンツアー』の開催に向けて準備を進めていただいていた関係者の皆様には、深くお詫びを申し上げます」

「主催者として、現在の各クラブの状況等を多面的に考慮した結果、『セビージャジャパンツアー』の延期ならびに、今夏の札幌戦・鳥栖戦の中止という決断に至りました。この度の決断は簡単でありませんでしたが、我々は、このイベントの主催者として、最高の状態で皆様に楽しんで頂けるような興行を行うことが我々の使命だと考えております。各クラブのご理解・ご協力の下、今回の決定を受け入れていただきました」

「我々は引き続き、各クラブや関係者の皆様と良好な関係を保ち、改めて、ファンの皆様により楽しんで頂けるような国際親善試合の準備をしていくことをお約束します」

「なお、チケット代金の返金に関しては決定次第お知らせいたします。お手元のチケットは取り扱い決定まで大切に保管してください」
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