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[NBL in堺ユースフェス]関東王者・大成に快勝。文武両道、下級生も台頭の三田学園が夏の兵庫2位から選手権初出場へ

ゲキサカ / 2024年7月25日 13時26分

 また、攻撃面では、「ボールを失わないってところが僕の長所なんで、そこでリズムを作って、チームのビルドアップとかに係わっていけたら。(今日は)ボール触る機会は少なかったんですけど、持った時にはちゃんとボール隠して剥がしてパスすることができた」という大型SB畑尾がボールを前進させたほか、佐伯の左足FKが枠を捉え、上垣、柿澤のスピードを活かした仕掛けなどで追加点を狙う。

 そして、左CKから黒瀬が頭で追加点。さらに姫田が獲得したPKを黒瀬が左足で決めた。大成は小池が相手のプレッシャーを巧みに剥がしてみせたほか、後半は秋間の攻め上がりや稲荷のクロスなども交えて反撃。ゴールに近づいていたものの、最後まで1点を奪うことができなかった。
大成MF川村歩夢が攻撃をコントロール後半27分、三田学園CB黒瀬直弥主将が左足PKを決めて4-0
 試合後、大成の選手たちはすぐにミーティングを開始。豊島裕介監督は「今年は話し合うことができるチームだと思っている。(課題を)一つでもクリアしてこの大阪は終わりたいです」と語った。準々決勝から登場したインターハイ予選は初戦敗退。ボールを保持して押し込むも、守りを固める相手をこじ開けることができなかった。失点の多さも課題となっているだけに、一つでも改善して関西遠征を終える。

 一方の三田学園は、福島監督も選手たちの日々の頑張りを讃えるほど勉強とサッカーを両立。高さと速さ、上手さを兼備する注目右SB畑尾は文武両道を目指して中学時から三田学園に在籍している。登下校時も学びの時間とし、練習後の2時間に集中して学習。同時に、「三田、まだ1回も行ったことがないんで選手権に必ず行って、そこで通用できるようなチームになっていきたいです。(個人としては) 点を取れるSBを目指したいです」とサッカーで結果を残すことを目指している。
 
 また、一般受験で国立大進学を目指しているという黒瀬もインターハイ予選決勝で出た各選手の立ち位置、冷静に試合を進めることを改善して選手権に出場することを誓った。「冬に向けて、それまでの期間でもっと自信を持って、緊張した場面でも自分たちのサッカーが貫けるように。もっと戦術的な部分でレベルアップしたいなっていう風に思ってます。(目指す大学にも)このまま継続して頑張ったらいけるかなと思います」。学業も、サッカーもやり切って目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)

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