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上手さも、走力も進化して迎える夏。神村学園MF名和田我空は「本気で」、鹿児島県勢初の日本一を取りに行く

ゲキサカ / 2024年7月26日 11時57分

 7月19日から21日まで参加した第13回堺ユースサッカーフェスティバルでは、ともにインターハイ出場校の近大和歌山高(和歌山)に6-0、山梨学院高(山梨)に5-2で快勝。昨年度の選手権準々決勝で敗れている近江高(滋賀)戦はメンバーをシャッフルしたこともあってか勝ち切れなかったものの、2度のビハインドを追いつき、引き分けに持ち込んでいる。これまで以上の準備をして臨むインターハイ。手応えを持つ一方、しっかりと足下を見て初戦に挑む考えだ。

 今年、主役になることを宣言していた名和田にとっても、自身の力を証明する大会だ。前期のプレミアリーグWESTは得点ランキング2位の9得点。MF松下永遠(3年)の成長もあって、ゲームメークよりも得点を取ることに比重を置くことができている。

「毎試合得点できてるので、そこは結構、自分の中で手応えを感じているところです。スペースを見つけて抜け出すところだったり、あえて止まってシュートコースを自分で作って打つところだったりっていうのは、シュートの本数も増えてますし、それはいいところかなと思います」。その一方、「目標にするところはまだまだ上で。それは遠くにあるので、まだまだ満足することはないと思います」と厳しい。シュートの精度を欠く部分もあるだけに、1本にこだわって得点を積み重ねていく。

 チームリーダーとして、隙を作らないことも自分の役割。「伝え続けることが大事なので、自分が諦めるっていうか、伝えるのを止めるんじゃなくて、そこはしつこく伝え続けて、ほんとに足元をしっかり見ながらやっていきたいです」。選手権は鹿児島実が2度日本一に輝いているが、インターハイ優勝はまだ、ない。鹿児島県のサッカーを盛り上げることも自分たちの役目。神村学園中に初の日本一をもたらした3年前の全国中学校大会の再現なるか。西目高(秋田)との初戦から決勝まで勝ち抜き、神村学園高と鹿児島県の歴史も塗り替える。

(取材・文 吉田太郎)

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