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3点先取の福岡U-18が猛反撃見せた清水ユースから逃げ切り、6大会ぶりのクラセン4強入り!!

ゲキサカ / 2024年7月27日 16時51分

 しかし、後半は「リードしていたのもあるし、我々の運動量が落ちたのと、相手がギアを上げてきたのもありましたね」と久永監督が語る通り、防戦一方となってしまう。それでも何とか2失点で耐え抜けたのは、「守備はプレシーズンからずっと構築してきた部分で、プリンスリーグ九州でも失点が少ないです。サッカー選手って攻撃が好きじゃないですか。でも守備も大事だよな、と今シーズンずっとやってきて、この大会も失点は少なかったので(グループリーグ3試合で2失点)、そこには自信を持ってやっていました」と守備への自信が大きかったという。

 6大会前は今回対戦の清水に敗れて決勝進出を逃した。決勝点を挙げた前田は「アビスパのユースはまだ決勝に行ったことがありません。昨年トップチームも(ルヴァン杯で)初優勝しているので、ユースもトップに負けじと優勝できるように頑張りたい」と語り、キャプテン池田も「アビスパの歴史を塗り替える優勝をチーム全員で狙っていきます」と優勝に向けて強く意気込む。久永監督は「アビスパ福岡らしくアグレッシブかつスピーディに、そして強い結束力を持って、常に勝利を目指すサッカーを見せたい」と語る。29日に味の素フィールド西が丘で行われる準決勝では、大宮U18(関東1)vs川崎F U-18(関東4)の勝者と対戦。クラブの歴史を変える戦いに挑む。

 あと一歩反撃及ばなかった清水の澤登正朗監督は「カウンターとセットプレーで全部やられました。高さはうちはどうしてもウィークのところなので、防げなかったですが、カウンターは対応できた感じはします。ボールの付け方を間違えて、そのままかっさらわれたので、相手の術中にハマってしまった」と前半途中の相手の出方が変わったことに対応できなかったのを悔やんだ。しかし、「後半やるしかない、と開き直った結果、5点くらい入ってもおかしくなかったかな、と思います。あれだけ決定機がありながら入らないと厳しいですが、ボールの動かし方や(ゴール前への)進入の仕方などは良かったと思うので、そこは評価したい」と後半全てを出し切り、多くの決定機をつくり出した選手たちの奮闘を評価していた。

「死の組と言われたグループCを1位で通過できたのは自信につながります。あと1つ勝たせて、昨年と同様の立場にいたかったのですが、足りない部分がこの試合で出たと思いますし、それを夏以降のリーグ戦につなげたいです。もちろん我々の一つの目標はプレミアリーグプレーオフに行って、プレミアに上がることなので、プレーオフに行けるように頑張りたい」と澤登監督はプレミアリーグへの復帰を目指し、現在5位に付けているプリンスリーグ東海での巻き返しに意欲を燃やしていた。   

(取材・文 小林健志)
●第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)特集

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