U-23日本代表が2大会連続GL突破! 3月に敗れたマリに雪辱、波状攻撃から山本理仁が2戦連続ゴール

　日本は後半25分、山田に代えて佐藤を入れる。左ウイングに入り、藤尾が右ウイングに移動した。直後にはマリにFKを与えると、DFアメド・ディオマンデの右足キックからFWチェイクナ・ドゥンビアに頭で合わせられる。しかし、ゴール右ポストに当たり、難を逃れた。

　相手のプレスに苦しみながらも、日本は果敢に縦にボールをつなげる。後半31分には右サイドの藤尾からスルーパスを受けた細谷がクロス。だが、ゴール前の三戸は合わせ切れず、惜しくもゴールに流し込めなかった。

　後半37分、日本が待望の先制ゴール。右サイドで細谷がマークをはじきながら突破し、深い位置からグラウンダーのクロスを上げると、三戸は合わせ切れず。だが、ファーサイドの佐藤が右足シュート。GKに阻まれるも、山本が詰めて決め切った。

　日本は後半42分に山本を下げ、MF川崎颯太を投入。終了間際にはMFムサ・ディアキテのシュートが川崎の腕に当たり、VARチェックの末にPKを与えたが、小久保がコースを読んでいたキックは枠を外れてしのぎ切り、2連勝でグループリーグ突破を決めた。

(取材・文　石川祐介)
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