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クラセン連覇狙うG大阪ユースが浦和ユース撃破!!「絶対に守ってやるぞ!」の意識持ち、4試合連続完封で準決勝へ

ゲキサカ / 2024年7月28日 16時47分

 最終ラインを統率する古河は「『絶対に守ってやるぞ!』という熱量が高い。今年はトップチームも調子が良くて、そこに練習参加したときに熱量の高さを感じました。それをユースにも生かして、自分のポジションでは失点を許さないことを意識しています」と精神面を強調する。それと同時に「今年のチームはハイライン・ハイプレスがコンセプトです。相手のバックパスにあわせて、こまめにラインを上げたり、準備をしたり、細かいところを徹底できていることが無失点につながっていると思います」と手応えを口にする。GK荒木琉偉(2年)も「DFラインが身体をはってくれることはもちろん、前線や中盤も高い位置からボールを追いかけてくれる。全員が連動して守備ができている。今日もピンチは試合終盤のところくらいだったと思います」と話している。

 敗れた浦和はベスト8で大会を去ることになった。平川監督は今大会の収穫として、「守備の連携や規律」をあげた。「これまで我慢できずに全部が全部、前から奪いに行こうとしていた。それが状況に応じて中盤で構えたり、リトリートしたり、段階的な守備が構築できるようになってきました」と話す。課題としては「攻撃のところで、ボールを持ったときにどう崩していくのか。サイドを変えたり、ブレイクしていく迫力などは、まだまだ足りません」と振り返っている。

 主将の阿部は「結果だけを見れば1点差だけど、完敗だったと思います。相手のビルドアップの上手さはわかっていたけれど、どこでボールを奪うのかのスイッチが定まらずにズルズルと下ってしまった。ある程度ボールを持たれるのは想定していたんですが、もっと忍耐強くやらなきゃいけませんでした」と敗戦を振り返っている。一方でグループリーグから合計4試合を戦った中で、「いろんな選手がピッチに立ったけれど、チーム力を変化させることなく戦えたのは強みだと思います。この結果や悔しさをしっかりと消化して、ここから強くなっていきたい。プレミア参入戦へ進めば(G大阪と)また対戦するかもしれません。もしそうなったときに、次は俺たちが勝つことを証明したいです」とリベンジを誓っていた。

(取材・文 雨堤俊祐)
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