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イスラエル協会が勘違い…パリ五輪2試合出場停止の主軸DFがU-23日本代表戦でようやく参戦可能に

ゲキサカ / 2024年7月29日 14時59分

DFロイ・レビボ

 U-23イスラエル代表のDFロイ・レビボがパリオリンピック男子サッカー・グループD最終節のU-23日本代表戦でようやく出場可能になった。ここまでの2試合は出場停止となっていた。

 レビボはイスラエルのA代表でレギュラーを張っており、3月のEURO2024予選プレーオフ・アイスランド戦にも出場。しかしアイスランド戦で危険タックルを行って一発退場となり、2試合の出場停止処分を受けていた。なおイスラエルはEURO予選敗退となったため、同国が臨む直後の大会はUEFA競技会より先に行われるオリンピックとなった。

 欧州サッカー連盟(UEFA)はこの場合、残存の出場停止試合を五輪で消化することを規律ルールで定めている。しかし複数のイスラエルメディアによると、イスラエルサッカー協会(IFA)は処分が五輪に影響しないものと勘違いし、GLのほとんどが出場不可になるにも関わらずレビボを招集したという。同選手は国際オリンピック委員会(IOC)による出場停止リストにも含まれており、大会直前にこの事実に気づいたIFAはスポーツ仲裁裁判所に処分の変更を求めるも認められなかった。

 その結果、イスラエルはレビボが負傷していないためバックアップメンバーと入れ替えることもできず、控え選手を最大枠より1人少ない6人で今大会を戦っていた。それでもIOCの出場停止リストが日本時間29日に更新され、出場停止試合の消化によりレビボが日本戦から出場可能に。イスラエルはここまで1分1敗で最下位に沈んでいるものの、GL突破の可能性を残している。

 なお、イスラエルメディア『Yネット』によると、国内ではこの失態をめぐって協会関係者への処分を求める声も出ているようだ。出場停止の事実を把握していた場合、レビボを招集していなかったとみられている。
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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