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パスワークで鮮やかにゴール奪った済美、1回戦敗退で持ち帰る課題は「心技体の体」

ゲキサカ / 2024年7月29日 20時13分

 青森山田高(青森)でコーチを務めていたOBの松本晃コーチがチームに加わり、身体強化の面では新たなエッセンスも加えている。冬に向けて強化を続け、もう一度全国の舞台に立ち、進化した姿を見せたいところだ。

 済美の選手の出身チームを見ると、FCゼブラや帝人サッカースクールなど地元のクラブチームの名前が並ぶ。私立高だが、県外生は、ほとんどいない。最近の全国大会では珍しいチームだ。

 県内の有力選手は、愛媛FCやFC今治のアカデミーか県外への進学を選択する。県外流出に歯止めをかけたい気持ちがあることと、人工芝グラウンドを持っていないため、優秀な県外生を勧誘するのが難しい事情が背景にあるという。その中で、自ら声をかけてチームに誘った世代が現3年生。渡邊監督は「(県内生に)こだわるつもりはないけど、愛媛にも良い選手はいる」と地元の子どもたちが持つ可能性を信じている。

 得点を挙げたFW兵頭は「全国を経験して、相手センターバックがガツガツと来るのに驚いた。ちょっとした、これでいいやろうという甘さがあったと思う。全国に出られたことで、レベルを知れたので、もっと努力して成長します」と再挑戦を誓った。6大会ぶりのインターハイで味わった悔しさを糧に、力強く全国で勝てる済美スタイルへの進化を目指す。

(取材・文 平野貴也)

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