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[MOM4796]桐光学園DF杉野太一(3年)_話せて、戦えて、配球ができる、信頼感抜群の「最後の砦」

ゲキサカ / 2024年7月30日 20時25分

 ただ、試合が終わると、仲間が「一番ヒヤヒヤした」と声をかけていた。桐光学園は、前回の準優勝チーム。明秀日立高(茨城)との決勝戦は、2-2の同点。PK戦で勝敗が決まったのは、杉野が相手GKに止められた瞬間だった。杉野自身は、その話に触れなかったが、仲間たちは、もちろん、恐怖に打ち勝ったキック成功だったことを知っている。鈴木監督も「昨年止められたPKも成功させて、借りを一つずつ返している」と目を細めた。

 頭にあるのは、昨年の雪辱。届かなかった日本一の達成だ。しかし、PK戦が続いていることからも分かるように、簡単な道のりではない。3回戦では、主力FW丸茂晴翔(3年)が負傷交代するアクシデントがあり、次戦の守備の重要性は増した。準々決勝は、攻撃力が光る昌平高(埼玉)との対戦。杉野は「目の前の試合に集中して、少しでも良いコンディションで臨めるように努力します」と来たる勝負に備え、気を引き締めていた。

(取材・文 平野貴也)
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