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エース細谷が決めた! 90分停滞のU-23日本代表は後半AT弾で2大会連続GL3連勝! 準々決勝は“因縁”スペイン戦に決定

ゲキサカ / 2024年7月31日 6時24分

FW細谷真大が今大会初ゴール

[7.30 パリ五輪GL第3節 U-23日本 1-0 U-23イスラエル ナント]

 U-23日本代表は現地時間30日、パリオリンピックのグループリーグ第3節でU-23イスラエル代表と対戦し、1-0で勝利。途中出場のFW細谷真大が後半アディショナルタイムにゴールを決めた。グループリーグを3連勝の首位で終えた日本は、8月2日の準々決勝でC組2位のスペインと対戦する。

 2連勝でグループリーグ突破を決めた日本は、前節マリ戦(◯1-0)から先発6人変更。DF木村誠二、MF川崎颯太、FW佐藤恵允、FW藤尾翔太、DF鈴木海音、DF内野貴史がスタメンに名を連ねた。

 フォーメーションは4-3-3。GKは小久保玲央ブライアン、4バックは左から内野、木村、鈴木、西尾。アンカーは3試合連続先発でゲームキャプテンのMF山本理仁、インサイドハーフは左がMF荒木遼太郎、右が川崎。前線3人は左から佐藤、藤尾、MF山田楓喜が並んだ。[両スタメン&布陣]

 自陣からパスをつなぐ日本だが、要所で奪われてカウンターを受ける。だが、GK小久保が冷静なセーブにピンチを切り抜けた。前半29分には左CKを山田が左足で蹴り、飛び込んだ木村がヘディングシュート。しかし惜しくもゴール右外に外れていった。

 相手のプレスをかいくぐりながらビルドアップを進めるも、日本は徐々にパスが滞っていく。だが余裕を持った試合運びのまま、前半はスコアレスで折り返した。

 日本とイスラエルはともにハーフタイムで交代カードを切る。日本は山本を下げ、MF植中朝日が出場。布陣を4-2-3-1に変えて、荒木と川崎が2ボランチ、植中がトップ下に入った。イスラエルはFWドル・トゥルジェマン、MFアヤナウ・フェレデの2枚替えで攻勢を強めた。

 植中を入れても勢いが出ない日本は、さらに後半16分に山田を下げてMF三戸舜介を入れる。佐藤が右ウイングに移動し、三戸は左ウイングに立った。20分には藤尾からパスを受け、三戸がPA左手前から右足シュート。低い弾道はゴール枠内を捉えたが、相手GKのセーブに遭った。

 日本は徐々に両サイドからPA左右に入り込み、チャンスを作っていく。だが、得点は遠い。すると後半31分にアクシデント。川崎が相手選手と競り合った際に腰を押さえながら倒れ込んだ。自ら立つことができず、プレー続行不可能。担架でピッチを後にした。

 日本は直後に2枚替え。川崎と荒木に代えて、細谷とMF藤田譲瑠チマが出場した。4-4-2の布陣で藤田と植中がダブルボランチに構え、藤尾と細谷が2トップを組んだ。

 パスミスからピンチに陥る日本だが、ゴールはGK小久保が守り切る。すると、藤田が中盤から流れを変えていく。

 そして、後半アディショナルタイムに均衡が崩れる。藤田が右サイドに展開。佐藤の折り返しを細谷がダイレクトシュート。ゴール右に突き刺し、エースの今大会初ゴールで先制点が生まれた。

 日本は1-0で勝利。2大会連続のグループリーグ3連勝でD組首位を確定させた。この結果、8月2日の準々決勝は東京五輪準決勝で敗れた“因縁の相手”スペインと対戦することになった。

(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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