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[MOM4798]昌平MF大谷湊斗(3年)_強くて、うまいボランチがドリブル、絶妙スルーパスで先制アシスト

ゲキサカ / 2024年7月31日 6時30分

昌平高MF大谷湊斗(3年=アメージングアカデミー出身)が先制点をアシスト

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.30 総体3回戦 昌平高 2-0 福岡大若葉高 JヴィレッジP5]

 とにかく強くて、うまい。誰が見てもチームの中心とわかる存在感。中盤に君臨するコンダクター、MF大谷湊斗(3年=アメージングアカデミー出身)が全国の舞台でも昌平高(埼玉)の躍進を支えている。

 3回戦の福岡大若葉高(福岡)戦では、守りを固めてくる相手に対し「中でワンツーとか、中が空いてくるっていうのはもうみんなわかっていたので、中でみんなが関わってゴールまで行けたのは良かったんですけど、やっぱり最後の決定力という部分で欠けていた部分があった」と話す。

 その中でも「ちょっとした部分で逆をつけたりしていて、自分は行けるなっていう確信はついていたので、タイミングを見計らって前に持って行った」。ブロックを引いてくる相手に対し、1枚降りて、前に運ぶことを意識していたという大谷のドリブルが相手の堅陣に風穴を開ける。

 前半25分、中盤の低い位置でボールを受けると、緩急のあるドリブルで1人、2人と交わして一気にゴール前へと進んでいく。「最初、自分で打とうかなと思ったんですけど、右で悠代が呼んでいるのが見えたので、確率の高い方を選んだ」。瞬時に判断すると、最後はMF三浦悠代(3年)の抜け出しに合わせた絶妙なスルーパスを通し、貴重な先制ゴールをアシストした。

「左の位置でもらったら自分も得意ですし、カットインして相手の前に入っていくことを意識している」。その後も左サイドの深い位置から度々ボールを運び出してチャンスメイク。また、多少当たられてもボールを失わない体幹の強さやボールキープ技術はこの日も目を引いた。

 2回戦の帝京安積高(福島1)戦では、自身の夏冬含め全国初弾を含む1ゴール1アシストの活躍。「練習では時には点もアシストもしていた中で、試合形式になるとやっぱり状況も違いますし、自分自身、結果を求めてやってきたので、点を取れてホッとしています」と話していた。

 連発とはならなかったが、2試合連続でゴールに関わった攻撃的ボランチは「やっぱり自分自身、優秀選手とかも狙っているので、ここで結果を出せたのは大きい。でも、次ももっと厳しい試合になると思うので、次の試合に向けて、また結果を出せたらいいなと思っています」。次も自身の結果はもちろん、チームを勝たせるプレーで今大会は日本一と個人賞の両取りを狙う。

(取材・文 石黒登)
●全国高校総体2024特集

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