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パリ五輪スペイン代表はOA3人にEURO組も招集! 敗れたGL最終節は“主力温存”、回復十分で日本戦へ

ゲキサカ / 2024年7月31日 7時17分

主力が出場したグループリーグ第1戦ウズベキスタン戦の先発メンバー

 パリオリンピックの男子サッカー競技は30日、グループリーグ全日程を終了し、3連勝の日本はD組首位でグループリーグを突破した。8月2日の準々決勝ではC組2位のスペインとの対戦が決定。前回の東京五輪準決勝では延長戦の末に0-1で敗れており、56年ぶりのメダル獲得に向けてリベンジの機会が訪れた。

 日本と対戦することが決まったスペインはグループリーグ開幕2連勝を果たし、日本同様に早々と準々決勝進出を決めていたが、最終節でエジプトにまさかの敗戦。土壇場で2位に転落し、D組首位との対戦が決まった。

 ところがスペインは最終節のエジプト戦に向け、第2戦ドミニカ共和国戦からMFアイマール・オロス(オサスナ)を除く10人を入れ替える大胆なターンオーバーを敢行していた。日本は第2戦マリ戦から先発6人の入れ替えにとどまっただけに、スペインのほうがフレッシュな状態で準々決勝を迎える形となる。

 またスペインは今大会、第3GKにあたるジョアン・ガルシア(エスパニョール)以外の21選手がピッチに立っており、コンディション調整は万全。またただピッチに立っただけではなく、3試合合計出場時間も計80分間のMFベニャト・トゥリエンテス(ソシエダ)を除く20選手がいずれも90分間以上を記録しており、試合を消化しながら入念にプレータイムを分け合ってきたことがうかがえる。

 またオーバーエイジ不在で臨んでいる日本とは異なり、スペインは3人の枠をフル活用。DFフアン・ミランダ(ベティス)、DFセルヒオ・ゴメス(ソシエダ)、FWアベル・ルイス(ブラガ)はいずれも主力を担っており、いずれも開幕2試合に先発した後、第3戦はプレータイムを限定しており、日本戦に万全なコンディションで臨んでくるとみられる。

 またU-23世代の陣容も強力で、EURO2024メンバーのMFアレックス・バエナ(ビジャレアル)、FWフェルミン・ロペス(バルセロナ)がフレッシュな状態で起用される見込み。加えて2大会連続出場のDFエリック・ガルシア(バルセロナ)も第3戦メンバー外で休養を与えられた上、17歳でバルセロナ主力のDFパウ・クバルシも累積警告による出場停止明けで日本戦に臨む形となり、まさに優勝候補にふさわしい手強い相手となりそうだ。

 そんなスペインに対し、現在のU-23日本代表は2022年11月のスペイン遠征でU-21世代として対戦済み。0-2で敗れた過去を持つ。主将のMF藤田譲瑠チマを始め、MF山本理仁、FW斉藤光毅、MF三戸舜介らはその試合に先発出場。相手もB・トゥリエンテスがゴールを決めた他、オーバーエイジ組のA・ルイスやS・ゴメスが出場しており、日本にとってはリベンジを果たす格好の機会となる。

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