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準決勝まで無得点と苦しんだG大阪ユース2年生FW中積爲が決勝大一番で先制点「来年はMVP、得点王を取って3連覇を」

ゲキサカ / 2024年8月1日 20時55分

先制点を決めたFW中積爲

[7.31 クラブユース選手権(U-18)決勝 川崎F 2-3 G大阪 味フィ西]

 決勝は異例の40分マッチとなった。本来の試合開始10分ほど前に雷雨の襲来により、キックオフは1時間30分遅延。さらにピッチ状態が回復しなかったために45分の再遅延となり、会場の使用時間もあって試合は前半のみで決着をつけることになった。

 FW中積爲(2年)は「最初からエンジン全開で行こう」と決めていたという。9分にエリア内に入って狙ったループシュートはクロスバーに嫌われたが、19分、相手ゴールキックをMF當野泰生(2年)が跳ね返したボールに素早く反応した中積が、エリア手前から迷わず左足を振り抜いた。

「40分しかなかったので、どんどんシュートを打とうと思っていた。(ゴールの場面は)周りは見えていなかったけど、ゴールは見えたので、自信を持って足を振りました。一本目は外してしまったんですけど、決めることができてよかったです」

 U-17日本代表にも選ばれる2年生エースだが、今大会は苦しんだ。プリンスリーグ関西でも6得点、クラセン予選でも得点を重ねて絶好調で臨んだ大会だったが、準決勝まで全試合でスタメン出場しながらも、得点に絡むことができていなかった。

 また今大会では交代で入ったFW久永虎次郎(2年)が2得点を決めるなど、活躍が目立った。「点を決めずに今大会を終えるのは不甲斐ないと思っていた。久永くんが初戦、2試合目と点を取っていたので焦りはあったけど、決勝はリラックスして決められた。得点でチームに貢献出来てよかったです」。

 このあとはBalcom BMW CUPに臨むU-17日本代表の活動に参加する。「今回はプリンスやクラブユースで点を取って入ることが選んでもらえたと思っている。この代表で活躍してもっと上に行くためにしっかり点を取り続けたい」。約1年半ぶりとなる代表活動となることからも決意を強くしている。

 そしてチームの目標である来季のプレミアリーグ昇格、さらにはクラブユース選手権3連覇へと繋げていきたい。目標とする選手はFW古橋亨梧(セルティック)だと話す16歳は、「来年は初戦から飛ばして点を取り続けて、MVPと得点王を取って3連覇を目指したい」と力強く話した。

(取材・文 児玉幸洋)
●第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)特集

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