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U-23日本代表はあす準々決勝へ! 大岩監督が語る負傷者の状態、猛暑下でのゲームコントロール、スペインとの因縁

ゲキサカ / 2024年8月2日 5時18分

大岩剛監督が選手たちに指示

 U-23日本代表は現地時間1日、フランス・リヨンで翌日行われるパリオリンピック準々決勝スペイン戦に向けた前日練習を行った。

 練習は冒頭15分間のみ公開された。ピッチには22人全員が現れたが、7月30日のグループリーグ第3節・イスラエル戦で負傷したMF川崎颯太(京都)は、練習スタートとともに屋内で別メニューとなった。

 一方、24日のグループリーグ第1節・パラグアイ戦で負傷したFW平河悠(ブリストル・C)はスパイクを履いてピッチに現れた。冒頭15分でフィールドプレーヤーはウォーミングアップのみだったが、平河はほかの選手と同様のメニューをこなしていた。

 フランスはパリ五輪開幕当初は湿度がなく、日差しは強いが快適な気候だった。しかし、7月末から湿度も増し、気温も35度近くまで上昇。明日も現地時間午後5時スタートとなるため、猛暑での戦いが予想される。

 大岩剛監督は練習終了後に取材に応じた。怪我が心配される2人について言及。川崎に関しては「多少痛みがあるようだが、明日のゲームに向けての準備を積極的にやってくれている。もう少し待ちたい」と様子を明かした。一方、平河に関しては前向きだ。「非常に状態がいい。誰を登録するかというところは悩ましいところ」とメンバー入りをほのめかした。

 スペインのパス回しに対し、日本は持ち味のハイプレスで対抗する。しかし、一辺倒では猛暑のなかで体力の疲弊も心配。大岩監督はボール保持でのゲームコントロールも重視する。

「われわれのボール保持から崩していくところも割合的には増やしていきたい。(試合開始が)5時からなので暑い中での戦い。いろんな意味でのコントロールは鍵になる」

 スペインとは2022年11月の欧州遠征で対戦済みだ。そのときは0-2で敗れていた。指揮官は「あのゲームがわれわれのターニングポイント」と強調する。その試合は前半30分まで相手を押し込みながらも、日本側に出血した選手が出て10人の時間帯が続いた。一時的な数的不利で選手が疲弊したなか、スペインのリズムに飲まれて一気に押し込まれた。

 大岩監督は「あの90分に凝縮されている」と激闘を振り返る。「いろんなアクシデントが各試合にあるので、それも踏まえていい準備をしたい」としたうえで「2年弱、お互いのメンバーは変わったが、どうなっているかいい指標になるのでは」と力を込めた。

(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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