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FW名和田我空の今大会9得点目で1-0勝利!神村学園が初のインハイ決勝進出!!

ゲキサカ / 2024年8月2日 11時20分

神村学園高はFW名和田我空の決勝点で初の決勝進出

[8.2 総体準決勝 神村学園高 1-0 米子北高 Jヴィレッジスタジアム]

 神村学園が初の決勝進出! 2日、令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技準決勝がJヴィレッジスタジアム(福島)で行われた。神村学園高(鹿児島)対米子北高(鳥取)戦は1-0で神村学園が勝利。初の決勝進出を決めた。

 神村学園は準々決勝で静岡学園高(静岡)を3-0で破るなど今大会4試合で24得点、無失点。初出場で4強入りした2007年大会以来2度目の準決勝進出だ。先発はGK江田優大(2年)、DF黒木涼我(3年)、新垣陽盛(3年、U-17日本高校選抜)、中野陽斗(2年)、MF鈴木悠仁(3年、U-17日本高校選抜)、松下永遠(3年)、吉田唯竜(3年)、大成健人(3年、U-17日本高校選抜候補)、FW徳村楓大(2年)、佐々木悠太(2年、22年U-15日本代表)、今大会8得点のゲーム主将・名和田我空(3年、日本高校選抜、U-19日本代表)の11人が先発としてピッチに立った。

 一方の米子北は帝京高(東京1)、国見高(長崎)、市立船橋高(千葉)と優勝歴のある伝統校を3連破し、2年ぶりの準決勝進出。GK広川武寛(3年)、DF樋渡蓮音(3年)、熊野俊典(1年)、浜梶優大(2年)、花田涼惺(3年)、MF湯月哲大(2年)、今大会2得点の柴野惺(3年)、西尾潤星(3年)、山下一圭(2年)、準々決勝決勝点のFW鈴木颯人主将(3年)、佐野聖也(3年)が先発した。

 立ち上がりは米子北が主導権。鈴木、佐野の2トップへ素早くボールを入れ、彼らの競り合い、スペースへの抜け出しによって相手を押し込んだ。そして、速攻、サイド攻撃から西尾や花田がシュート。神村学園はDFが身体を投げ出してブロックするも、開始5分強で4本のCKを与えたほか、被シュート数も増えてしまっていた。

 米子北は8分にも左CKから鈴木が押し込もうとするが、神村学園GK江田が阻止。直後にも鈴木のシュートがゴールを脅かす。ここを凌いだ神村学園も少しずつボール保持の時間を増やす。前線の名和田が柔らかいボールタッチで起点に。吉田がワンツーでPAへ切れ込んだほか、DFラインからのロングフィードも交えて攻めた。

 だが、米子北は注目右SB樋渡が対人守備で目立つ動き。1年生CB熊野も競り合いで強さを発揮するなど個々が局面で負けない。チーム全体の出足が鋭く、神村学園を大いに苦しめていた。

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