細谷スーパーゴールで歓喜爆発も…VARオフサイド判定で日本の同点弾認められず

同点ゴールは認められなかった

[8.2 パリ五輪準々決勝 日本–スペイン リヨン]

　今大会初のビハインドを負ったU-23日本代表を目覚めたエースストライカーが救ったかと思われたが、ギリギリのオフサイド判定でゴールは認められなかった。

　0-1で迎えた前半40分、中盤の高い位置に顔を出したMF藤田譲瑠チマが鋭い縦パスを差し込むと、FW細谷真大がDFパウ・クバルシを背負いながらボールを収め、振り向きざまに右足一閃。鋭いシュートをゴール左隅に突き刺した。

　強烈な個人技で奪った先制点に日本の選手たちは歓喜を爆発させる。ところが、そこでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。細谷がクバルシを背中で制しながら踏ん張った際、右足が相手よりもゴール側にわずかに出ていたことが映像で確認され、オフサイドでゴールは認められなかった。

　そのまま0-1でハーフタイムを迎えた。
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