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昌平の2年生10番MF山口豪太が決勝で5つめのアシスト。中1日で始まるU-17代表活動でも「優勝して、また喜べるように頑張りたい」

ゲキサカ / 2024年8月3日 22時47分

昌平高の日本一に貢献。10番MF山口豪太(2年=FC LAVIDA出身)は、U-17日本代表の活動でも優勝を狙う

[8.3 総体決勝 神村学園高 2-3 昌平高 Jヴィレッジスタジアム]

 日本一の10番が、次は代表チームで優勝を喜ぶ。昌平高(埼玉)の10番MF山口豪太(2年=FC LAVIDA出身)は0-1の前半35+1分、右サイドからのピンポイントクロスでMF長璃喜(2年)の同点ゴールを演出。利き足とは逆の右足クロスで今大会5つめのアシストを記録した。

 左足を負傷していた際、右足でロングボールを蹴り続けるうちに掴んだ“右のコツ”。U-17日本代表のレフティーは左足のシュート、ラストパスが警戒される中、右足キックの質の向上を証明するアシストだった。

 後半には右中間から縦に仕掛けて決定的な右足シュート。だが、GKに足で止められると、直後に訪れたチャンスで左足シュートを枠上に外してしまう。「今大会は5アシストしたんですけど、点が取れてなかったんで。そこで決め切れる力をつけないといけない。(自分は)決め切れないといけない選手なんで、そこでしっかり仕留めれるようにしていきたいです」と力を込めた。

 2年生で全国制覇を経験。1年後は必ず埼玉県予選を突破して優勝旗とともに福島へ再訪し、連覇に挑戦する意気込みだ。「来年は本当に自分が勝たせなきゃいけないんで、やっていきたいです」と誓っていた。

 チームは地元に戻り、数日間のオフ。その中で山口は、8月5日からU-17日本代表の活動に合流し、「HiFA 平和祈念 2024 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」(8月8日~11日)に出場する。休養は1日のみだが、「久しぶりの代表で凄い楽しみな気持ちなんで。全然疲れとか関係ないですし、10番もらったんで、しっかり活躍できるように頑張りたいです」。今度はU-17日本代表の10番としてチームを優勝へ導く。

 Balcom BMW CUPは、昨年も1歳年上の選手たちとともに出場。怪我のために1試合のみの出場だったが、優勝を経験している。今年は同年代の選手たちとともにプレー。「自分が率先してリーダーシップを取っていけるように。プレーで引っ張って、声でも引っ張ってっていう感じで頑張っていきたいです。(個人的には)もう銀メダルも飽きたんで、優勝して、また喜べるように頑張りたいです」。インターハイは無得点に終わっているだけに、一つ一つの質にこだわってプレーする考えだ。

「最後の質ってところにはこだわって、1試合1試合こだわれば、絶対に質は上がってくるんで、1個1個大事にしていきたいです」。U-17日本代表の中心選手として活躍し、また優勝して大会を終える。

(取材・文 吉田太郎)

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