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OA枠ラカゼットは準決勝不発…フランス40年ぶり金メダルのために献身誓う「全力を尽くす。なんでもやる」

ゲキサカ / 2024年8月6日 8時18分

不発に終わったFWアレクサンドル・ラカゼット

[8.5 パリ五輪準決勝 U-23フランス 3-1(延長) U-23エジプト リヨン]

 チームの勝利のために走り続けた。U-23フランス代表のオーバーエイジFWアレクサンドル・ラカゼットは奮闘むなしく不発。それでも「得点できなくてがっかりしたと思っているだろう。それももちろんある。でも私は幸せだ。金メダルのためにやってきたのだから」と前を向いた。

 地元出身で現在もリヨンでプレーするラカゼット。試合前にウォーミングアップで姿を現すと、ほぼ満員のスタンドから大きな声援が飛んだ。先発出場から延長前半終了までプレー。ピッチを去るときにも、多くのサポーターが大きな拍手で見送った。

 決定機を生み出しはしたが、何度も外してしまった。自身のプレーに悔しさをのぞかせながらも、チームの躍進に目を細めていた。

「(ティエリ・アンリ)監督が言っていたんだ。一歩一歩、決勝のためにやると。みんなで(決勝の舞台)パルク・デ・プランスでプレーして、金メダルを目指すんだと」。33歳のオーバーエイジは、40年ぶり金メダルのために改めて献身を誓う。「金メダルを取るために全力を尽くす。なんでもやってやる」と力を込めていた。

(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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