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川崎Fが数的優位を生かして快勝、今季初の連勝‼神戸は2人退場で試合にならず痛い敗戦

ゲキサカ / 2024年8月7日 21時3分

前半のDF飯野七聖(左)の退場が大きな分岐点となった

[8.7 J1第25節 川崎F3-0神戸 U等々力]

 川崎フロンターレがホームでヴィッセル神戸を3-0で下した。2桁順位と苦しむ川崎Fだが、中断明け初戦を勝利して、今季初の連勝を飾った。一方の神戸は6戦ぶり黒星と上位争いの中で痛い敗戦を喫した。

 スコアレスのまま試合は進み、そのまま前半を終えようとしていた44分、この試合の大きな分岐点となる出来事が起こる。神戸はゴール前に入ったMF飯野七聖が倒れるが、シミュレーションを取られてイエローカードが出される。飯野は前半31分にもカードを貰っていたことで、退場処分となった。

 そして後半は数的優位となった川崎Fが攻め込む展開になる。後半6分にあったMF脇坂泰斗の決定機はGK前川黛也に防がれたが、同12分、左CKをMF家長昭博がヘッドで合わせると、シュートは前川の手を弾いてゴールに吸い込まれた。

 さらに神戸は窮地に追い込まれる。後半18分、DFマテウス・トゥーレルがボールをサイドに出す際に副審に向かうようにして蹴り出してしまう。VARの介入があり、マテウス・トゥーレルには退場処分が下され、神戸は9人での戦いを強いられることになった。

 こうなったら完全に川崎Fの流れになるのは仕方がない。後半26分、DF三浦颯太の左クロスは神戸の選手に当たったが、そのままFW山田新が押し込んで加点。さらに同40分には脇坂のスルーパスから山田がこの日2点目を決めて点差を広げた。

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