磐田は土壇場同点弾で勝ち点1奪取! FWジャーメイン良2発で新潟に追いつく

[8.7 J1第25節 新潟 2-2 磐田 デンカS]

　J1リーグは7日、各地で第25節を開催した。デンカビッグスワンスタジアムでは、15位アルビレックス新潟と18位ジュビロ磐田が激突。2-2で勝ち点1を分け合った。

　下位に沈む両チームの一戦。新潟は中位への浮上を目指して2連勝を、磐田はJ2降格圏内からの脱出のため5試合ぶりの白星を狙った。試合は立ち上がりからホームチームが攻勢に転じた。

　新潟は前半14分、左サイドから攻撃を仕掛けると、MF秋山裕紀がインサイドへ持ち込みゴール前に浮き球を入れる。MF宮本英治が反転からジャンピングボレーで突き刺し、先制に成功した。

　さらに新潟は前半27分、こちらも左サイドを起点に攻撃を組み立てると、秋山がカットインから右足一閃。鋭いシュートがゴール右へ飛ぶと、ブロックに入った磐田MF上原力也の足をかすめながらネットを揺らした。

　2点ビハインドの磐田はFWジャーメイン良、FWマテウス・ペイショットをターゲットに反撃を試みる。すると後半21分、MF古川陽介が左サイドでボールを受けると、ドリブルで切り込んでクロス。ジャーメインが頭で叩き込み、1点差に詰め寄った。

　新潟は終盤に途中出場のFW谷口海斗がチャンスを作るも追加点とはならない。すると磐田は後半43分にペイショットが一発退場で1人少ない状況となるも、同アディショナルタイム1分にジャーメインが同点ゴール。2-2の引き分けに持ち込んだ。
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