一発退場で流れ一変…京都が後半3発で大逆転勝利!! 名古屋はパトリックがJ1通算100得点達成も逃げ切れず
ゲキサカ / 2024年8月7日 21時9分
[8.7 J1リーグ第25節 京都 3-2 名古屋 サンガS]
J1リーグは7日、第25節を開催し、サンガスタジアム by KYOCERAでは京都サンガF.C.と名古屋グランパスが対戦。前半に名古屋が2点を先行するも、後半に3ゴールを奪った京都が3-2の逆転勝利を収めた。
ここ5戦無敗(3勝2分け)の京都は7月20日の前節・磐田戦(○2-1)から先発2人を入れ替え、FWラファエル・エリアス、MF金子大毅らを先発起用。一方、アウェーの名古屋は前節・神戸戦(△3-3)から先発1人を入れ替え、MF和泉竜司らがスターティングメンバーに名を連ねた。
試合開始早々の前半5分に試合を動かしたのはアウェーの名古屋だった。京都が最終ラインでボールを回すも、DF三竿雄斗のバックパスのミスを見逃さずにFWパトリックがカット。GKク・ソンユンもかわし、右足で無人のゴールに蹴り込んでスコアを1-0とした。
さらに19分には追加点を奪取。MF椎橋慧也が右サイドから送ったサイドチェンジに対し、左サイドを駆け上がった和泉がダイレクトで折り返す。走り込んだ山岸がつないだボールを最後はパトリックが押し込み、リードを2点差に広げた。この日の2得点で、パトリックは史上16人目となるJ1通算100得点達成となった。
2-0のまま後半を迎えると、2分に名古屋にアクシデント。ルーズボールをクリアしようとしたDF内田宅哉が、ヘディングで処理しようとしたFW原大智の顔面を蹴ってしまい、一発退場で数的不利に陥った。
すると、14分、左サイドから原が送ったクロスに飛び込んだエリアスがダイビングヘッドで沈め、数的優位に立つ京都が1点を返す。さらに26分には、ショートコーナーの流れから、MF平戸太貴が送ったクロスを原がヘディングで合わせてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。
そして、34分、右サイドから平戸が蹴り出した鋭いFKに対し、ニアサイドで反応したFWマルコ・トゥーリオがヘディングで叩き込み、京都が3-2と鮮やかな逆転勝利を収めた。
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