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酒井宏樹の移籍で先月に浦和キャプテン就任も…伊藤敦樹が海外移籍へ「どうかご理解いただきたいです」

ゲキサカ / 2024年8月10日 14時16分

MF伊藤敦樹が海外移籍へ

 浦和レッズは10日、MF伊藤敦樹(25)が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することを発表した。今後については正式に決定次第、改めて伝えるという。

 伊藤は2021年に流通経済大から加入し、ルーキーイヤーから主力として活躍。オークランドFCに移籍したDF酒井宏樹に代わり、7月からチームキャプテンを務めていた。

以下、クラブ発表コメント

「浦和の街に生まれ、物心がついたころから浦和レッズを見てきた自分が、サッカーを始め、埼スタで浦和レッズのユニフォームを着てプレーしたいという夢を持ったことは、今思うととても自然なことだったように思います。
ですが、浦和レッズのアカデミーでプレーし、埼スタで浦和レッズのユニフォームを着て闘えた日々は決して平凡な日常ではなく、本当に特別で幸せな時間でした。
僕にとって浦和レッズというクラブは、いちサッカークラブを超えた特別な存在です。
その特別なクラブを、キャプテンという重責を担わせていただいているこのタイミングで離れるという決断は、これまでの人生の中で最も難しい決断でした。
今回下したこの決断について、さまざまなご意見があることは十分に理解していますが、僕にとって特別な存在である浦和レッズというクラブ、そしてそれを支えてくださっているファン・サポーターのみなさんに、敬意と感謝を込めて、この決断にいたるまでの考えをお伝えさせていただきます。

僕にとって、浦和レッズの選手でいることや、浦和レッズのキャプテンを務められることは本当に特別なことです。
7月にクラブからキャプテン就任の打診を受け、それを引き受けさせていただいたのは、浦和で闘いたい、浦和でリーグ優勝したい、そしてその中心に自分がなりたいという気持ち、ならなければいけないという覚悟があったからです。
ですが同時に、海外でプレーしたいという夢もずっと持っていました。

ご理解を得ることは難しいかもしれませんが、どちらの気持ちも偽りのない本当の気持ちで、どちらの気持ちにもこれまで本気で向き合ってきたことは胸を張って言えます。
だからこそ今回いただいたオファーについても本気で悩みましたし、家族や信頼できる人からの意見や助言にも本気で向き合いました。
僕はこのクラブが本当に大好きで、この街、このクラブで育ち、クラブワールドカップという大きなチャレンジに向けてクラブが前を向いている中、しかもキャプテンをやらせてもらっていて、それでクラブを離れて良いのか。
海外でプレーするチャンスを見送って、個人としての挑戦を先延ばしにした先に、次のチャンスをつかむことは年齢的に現実的な選択肢なのか。

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