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FW山田新が驚異の3戦連続2発!!パリ帰りの19歳DF高井も決めた!! 真夏に蘇った川崎F、敵地クラシコ制して今季初の3連勝

ゲキサカ / 2024年8月11日 20時59分

FW山田新とDF高井幸大の活躍で川崎Fが勝利

[8.11 J1第26節 FC東京 0-3 川崎F 味スタ]

 J1リーグは11日、第26節を各地で行い、川崎フロンターレがFC東京を3-0で破った。川崎FはFW山田新が驚異の3試合連続の2ゴール。新エースが前節まで今季一度も連勝がなかったチームを見事に蘇らせ、今季初の3連勝に導いた。また終盤にはパリ五輪帰りのDF高井幸大も合流初戦でダメ押しゴールを決め、内容面でも充実のダービーマッチとなった。

 37,452人の大観衆が集まった真夏の夜の“多摩川クラシコ”。ホームのFC東京は前節・G大阪戦(△0-0)からの中3日で先発3人を入れ替えた。FWディエゴ・オリヴェイラが2試合ぶりに先発復帰したほか、両SBをいずれも変更し、左にDF徳元悠平、右にMF白井康介が起用された。一方の川崎Fは前節・神戸戦(◯3-0)から1人入れ替え。DF大南拓磨がベンチからも外れ、パリ五輪帰りの高井が合流後初出場となった。[スタメン&布陣]

 試合はキックオフ前演出の影響でピッチに煙が充満する中、先にチャンスを作ったのはFC東京。前半6分、右サイドに流れたMF高宇洋のクロスにMF遠藤渓太が飛び込むも、ダイビングヘッドは左サイドネットに当たった。その後も両サイドからのクロス攻撃で川崎Fゴールに迫り、優勢に試合を進めていった。

 前半12分には左サイドから前進し、徳元の斜めのパスでMF橘田健人のトラップミスを誘うと、ゴール前に流れたボールにディエゴがアプローチ。シュートはGKチョン・ソンリョンにブロックされたが、またも決定機を作った。

 ところが前半15分、先に試合を動かしたのは川崎Fだった。ゆったりとしたボール回しで相手を押し込み、MF大島僚太が浮き球の縦パスをFWマルシーニョにつけると、マルシーニョはペナルティエリア左を打開。鋭い切り返しで19歳のDF土肥幹太に尻餅をつかせた上でクロスを送り、これを山田が頭で押し込んだ。

 さらに前半20分、川崎Fが突き放した。今度は右サイドを攻め上がったDFファンウェルメスケルケン際がゴール前にクロスを送ると、またしても反応したのは山田。再びヘディングシュートを叩き込んだ。山田は前々節・柏戦、前節・神戸戦でも2ゴールを挙げており、驚異の3戦連続複数得点。覚醒を遂げる大卒2年目の“新エース”が今季通算得点を11とした。

 優勢を活かせないままに失点を重ねたFC東京は前半25分、FW仲川輝人がDF佐々木旭からボールを奪ってすかさずスルーパスを出し、ディエゴがエリア内に抜け出すも、高井のスライディングに阻まれる。さらに同27分、徳元の長いスローインから遠藤が抜け出し、カットインシュートを狙ったが、枠の左に外れた。

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