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[MOM4813]U-17日本代表FW中積爲(G大阪ユース、2年)_「この世代でナンバーワンのFWになる」。“優勝決定戦”で2発!

ゲキサカ / 2024年8月12日 13時52分

前半3分、U-17日本代表FW中積爲(G大阪ユース、2年)が先制ヘッド

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.11 Balcom BMW CUP第3節 U-17日本代表 3-1 ウズベキスタン代表U-17 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]

 2007年生まれ世代のナンバーワンFWの座を狙うストライカーが、“優勝決定戦”で2得点を叩き出した。U-17日本代表FW中積爲(G大阪ユース、2年)は前半3分、右SB小澤有悟(磐田U-18)の右クロスに対し、ニアへ。「小澤有悟君が中を見てクロス上げる準備できたんで、もうニアに走ろうと思って走り出したら、有悟君がいいボールが上がったんで、もう頭で合わせるだけでした」。相手GKがニア寄りにいることを確認し、頭でファーへ流し込んだ。

 待望のBalcom BMW CUP初ゴールを決めた中積はさらに24分、MF福田武玖(徳島ユース)のインターセプトから得意の左足で2点目のゴール。「福田君が守備したボールがこぼれてきて、そのままもうあとは決め切るだけでした。(ウズベキスタンの)GKがデカいってことで、その分、下が弱いっていうのは分かっていたんで、下に打ったら入るかなと思って振りました」。GKの足下を射抜く一撃。ここまで2試合無得点の悔しさを晴らした。
前半24分、FW中積爲(G大阪ユース)が左足で2点目のゴール
「なかなか点に絡めなくて悔しい思いはあったんで。で、最終節、スタメンっていうことで、『絶対、点を取らないといけない』『点を取る』っていう強い気持ちを持って臨みました」

 後半12分までプレーした中積はハットトリックこそ逃したものの、スペースへの抜け出しやゴール前の崩しにも係わってチャンスメーク。前半28分にはDFを背負いながらのパスで3点目も演出した。1トップとして躍動。チームの勝利と4連覇に貢献した。

 広島ユース戦、広島県高校選抜戦といずれもシャドーのポジションで交代出場。守備のタスクを意識してプレーした一方、なかなか攻撃に係わることができず、広島ユース戦では抜け出しから決定的な右足シュートを放つもGKに止められていた。

 だが、この日は本職のFWとしてのプレーし、2得点。「(FWとしては)やっぱり誰にも負けたくないですし、この世代でナンバーワンのFWになるっていうのは自分の目標でもありますし。誰にも負けないっていう気持ちを強く持って、これからもやっていきたいと思います」。もちろん、上のステージで活躍するためには、ポジション関係なく結果が必要なことを理解しているが、大会最終戦でFWとしての意地を見せた。

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