1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[Balcom BMW CUP]トップ昇格の広島ユース203cmDF木吹翔太は圧倒的な動きと課題と。恩返し、“変わる”ためにも一歩一歩

ゲキサカ / 2024年8月12日 21時7分

サンフレッチェ広島ユースの203cmDF木吹翔太主将は広島県高校選抜U-18戦で1アシスト

[8.11 Balcom BMW CUP第3節 広島県高校選抜U-18 0-4 広島ユース U-17 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]

 サンフレッチェ広島ユースは11日、「HiFA 平和祈念 2024 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」最終節で広島県高校選抜U-18と対戦。4-0で勝ち、4チーム中2位で大会を終えた。

 広島県選抜戦は0-0の後半6分に右SH大上免嵐(3年)が縦突破してクロス。これをMF井上証(3年)が頭で合わせて先制する。さらに19分には中盤右サイドでの奪い返しからDF木吹翔太主将(3年)が持ち上がって絶妙なスルーパス。これで井上証が抜け出し、右足シュートを決めた。
後半6分、MF井上証が先制ヘッド後半19分にはMF井上証が2点目のゴール
 この後もMF橋本日向(3年)が相手ボールを2度追いするなど緩めず、DF小谷楓河(3年)、DF林詢大(2年)、木吹の3バックを中心に無失点。またMF桝谷歩希(3年)らがボールを正確に運び、MF廣重壮真(3年)とFW宗田椛生(2年)が加点した。4-0で快勝し、今大会初勝利。木吹は「(ここまで2連敗で相手が)広島県選抜っていうのもあって、みんな気合入ってましたし、 4-0で勝ったことが良かった」と微笑んだ。
後半30分、MF廣重壮真が右足で決めて3-0後半39分にはFW宗田椛生(左)が決めて4-0
 トップチーム昇格を決めている木吹は、U-17日本代表戦と広島県選抜戦でフル出場した。U-17代表戦は相手のプレッシャーをいなしながらドリブルで前進。「ユースの中でやる時は、やっぱ自分が一番と思われるぐらいやんないと。やっぱプロ昇格してる立場なんで、それぐらいしないと」という木吹は一発で局面を変えるキックや203cmの高さを活かしたヘッド、インターセプトなど年代別日本代表を圧倒するような動きを見せていたが、相手の決勝点に繋がるミスもあった。

 チームもチャンスを活かせずに敗戦。木吹は「ああいうのをなくさないと、やっぱこれからの試合、公式戦とかか勝てないと思いますし、プロでやっていく中でもああいうミスしたら、その一つのミスでやっぱ使われなくなったりとかしちゃうと思うので、ああいうのをなくせていけたら」と引き締めていた。

 203cm、90kgの超大型DFはこの夏、継続してトップチームに帯同。「まずは頭止めないっていうか。トップ行ったらボランチとかすること多いんですけど、その時にやっぱスピードとか速いんで、もっと判断のところを速くしたりとか、攻撃はまだやれるんですけど、守備の時とか、体ぶつけられたら負けちゃったりとかあるんで、そういうとこをもう少し良くしていかないといけない」。同期のトップ昇格組であり、すでにJ1で活躍するMF中島洋太朗(3年)、FW井上愛簾(3年)は刺激に。「(彼らの活躍を)悔しいと思うだけじゃなくて、変わんないといけない」と意気込んでいる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください