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[Balcom BMW CUP]トップクラスとの差を縮めた広島県高校選抜U-18。鋭いアプローチ連発のMF山本寛太主将(瀬戸内)は「自信を持って」選手権へ

ゲキサカ / 2024年8月12日 23時35分

広島県高校選抜U-18のMF山本寛太主将(瀬戸内高3年)は鋭いアプローチの守備などで健闘した

[8.11 Balcom BMW CUP第3節 広島県高校選抜U-18 0-4 広島ユース U-17 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]

 瀬戸内高、広島皆実高、広島観音高、広島国泰寺高の計18選手によって構成された広島県高校選抜U-18が健闘した。ウズベキスタン代表U-18との初戦は、10番MF長村星波(瀬戸内高3年)の先制点など4-0で快勝。続くU-17日本代表戦は、0-2で敗れたものの、最前線でFW上岡士恩(瀬戸内高3年)が相手を押し込むなど対抗し、DF陣も良く踏ん張った。

 迎えた広島ユース戦では我慢の時間帯が続くも、主将のMF山本寛太(瀬戸内高3年)が一際鋭いアプローチを連発。MF迫田提亮(広島皆実高3年)らの奮闘で流れを徐々に掴み、長村を中心としたパスワークやFW尾崎蒼崇(広島観音高3年)のロングスロー、CB日野銀刀(瀬戸内高3年)のヘディングシュートなどで先制点を目指した。

 前半は0-0。後半に力尽きて4点を奪われたが、山崎剛監督(広島観音高)は「個人個人の能力が高いので、それを出してくれた。めちゃくちゃ頑張ってくれた」と感謝する3試合。後半も存在感のある動きを見せ続けていた山本は、広島ユース戦で自分たちの成長を実感していた。

「2年前は国体の時にやって、結構天と地ぐらい実力の差があったんですけど。今回やって、結構対等にやれたので、努力が上手く実を結んだのかなと思います。球際の強さの部分で特に感じました。日本のトップがどれぐらいの力なのか分かった。そこに近づけるように、また大学とかも通して頑張っていきたい」と微笑んだ。

 その山本は「代表とか、サンフレとか、日本の中でトップの人たちと結構対等に戦えたので、自信を持ってこの先の選手権に向けて頑張っていきたいと思います」と残りの高校生活半年を見据える。

 この後、選手たちは各チームに戻ってライバルに。山崎監督は「良さを出し合って真剣勝負できれば」と期待する。インターハイ予選優勝校の瀬戸内は、全国大会初戦で龍谷高(佐賀)に逆転負け。山本は「今度はしっかりまた選手権で県予選勝って、全国でもいい成績を取れるように、みんなでまた頑張りたいと思います」と意気込んだ。貴重な経験、自信を冬の躍進に結びつける。
攻撃を牽引したFW長村星波(瀬戸内高3年)MF竹田修翔(広島国泰寺高3年)が球際で競り合う
(取材・文 吉田太郎)

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