相手テクニカルエリアで「粗暴な行為」…横浜FC戦で一発退場の長崎・齋藤直幸コーチにベンチ入り停止処分

処分が決定

　Jリーグは13日、V・ファーレン長崎の齋藤直幸コーチに1試合のベンチ入り停止処分を決定した。

　齋藤コーチは10日のJ2第26節・横浜FC戦(△0-0)の後半43分ごろ、スローインを巡って両チームの選手が入り乱れた際に相手ベンチ前に駆け寄り、相手選手やスタッフなどと対立。スタジアムが騒然となる中、主審からレッドカードを提示されていた。

　Jリーグ規律委員会は齋藤コーチについて「相手チームのテクニカルエリア内に入り、粗暴な行為を行った」とし、次節のモンテディオ山形戦をベンチ入り停止とする処分を下している。

　日本サッカー協会(JFA)の懲罰規定では「攻撃的又は対立的な態度で相手チームのテクニカルエリアに入る」ことは「選手等に対する攻撃的、侮辱的若しくは暴力的言葉又はジェスチャーの使用」に該当し、最低1試合のベンチ入り停止と定められている。今回の判断にも同様の懲罰基準が適用された。
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