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「該当選手の精神状態に影響しかねない状況」なでしこ2部クラブが盗撮などの悪質行為に声明

ゲキサカ / 2024年8月14日 12時2分

クラブが声明

 なでしこリーグ2部のFCふじざくら山梨は13日、所属選手に対するトレーニング中の盗撮、過度な接触行為があったことを伝えた。「該当選手の精神状態に影響しかねない状況」だといい、「そういった行為をお辞め頂きますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

 クラブによると、練習中の選手に接触したり渡し物をしたりする行為や、練習中の様子を写真や映像に記録して発信する行為が確認されたという。またSNS上での過度なダイレクトメッセージの送信があることも明らかにしている。

 こうした行為が選手の精神状態に影響を及ぼしているといい、「上記行動へ該当する方につきましては、まずはアスリートへの理解を深めて頂き、そして、そういった行為をお辞め頂きますようお願い申し上げます」と声明を発表。練習見学も実施しておらず、「このような事案の発生予防に努めてまいりますが、今後もこのような状況が続く場合は、適時適正且つ毅然とした対応を行う所存です」と方針を示した。

 また、日本オリンピック委員会などからアスリートへの盗撮行為に対する注意喚起が出ていることを示し、「すべてのアスリートが競技に集中し、スポーツを⼼から楽しむことや、安⼼してスポーツができる環境を守るためにも、ご理解ご協⼒をお願いいたします」と要請した。

 FCふじざくら山梨は4月のホームゲームで3000人を超える入場者数を記録するなど、競技面での注目度も高い。クラブは「節度ある皆様の想いに対して、私たちは結果はもちろん、様々な振舞い、在り方を通して還元していきたいと思っております」と伝えている。

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