インハイ準優勝・神村学園相手に「やってやろう」。興國は失点にも怯まず2年生MF安田光翔やMF宮崎優二らが特長発揮し、4-3で撃ち勝つ
ゲキサカ / 2024年8月15日 15時42分
連続失点を喫した神村学園だが、20分にDF山下和真(3年)が右足ミドルを突き刺して1点差。さらに徳村やMF佐々木悠太(2年)がチャンスを生み出すと、27分にセットプレーの流れから松下が右足で同点ゴールをねじ込んだ。
神村学園は後半20分、DF山下和真が右足ミドルを決めて1点差後半28分、MF松下永遠(15番)が同点ゴール
それでも、興國は回収力を発揮していたMF樺山文代志(2年)がドリブルシュートを放ったほか、GK高山のビッグセーブで4点目の失点を阻止。そして36分、右中間でボールを持った宮崎がドリブルで右中間を切り裂いてマイナスのラストパスを送る。これを交代出場FW仲谷蓮斗(3年)が右足で決め、強敵を破った。
興國MF宮崎優二は鮮やかなドリブル突破から決勝点をアシスト後半36分、興國FW仲谷蓮斗(右)が決勝点
勝った興國の安田は、「後半立ち上がりにいい形で追加点とか取れて、行けるかなと思ったんですけど、やっぱ神村は取り返す力があった。でも、自分たちが怯まずに最後、点取れて勝てたのは良かったなと思います」と胸を張る。また、久松は「ベンチとかハーフタイムの時とか、自分たちでコミュニケーション取ったりすることが増えてきたんで、ムグさん(六車監督)が言ってる『主体的に』っていうところが少しずつできてきてるかなと思います」とコメント。初のインターハイなどの経験を糧に、シーズン後半へ向けて変わることができているようだ。
安田は「やっぱり日本代表やったら、三笘(薫)選手みたいな縦にも強くて、結果も出せる。自分一人の力でチャンスを作れる選手になりたいです」。選手権の目標はまず、大阪制覇。そして、「(興國は)全国でもまだ1勝もできてないので、まず1勝して、もっと上のレベルへ行って優勝したいと思います」と掲げた。プリンスリーグ関西1部で無敗首位のチームはプレミアリーグ初昇格も目標。個人、チームが成長し、目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
関西U-17キャンプ最終日は特にゴール前の攻防で意識、動きも変化。高2の才能たちは学んだことを持ち帰り、25年シーズンの活躍を目指す
ゲキサカ / 2025年1月16日 20時42分
-
「1年後ここに立ちたい」「まだまだ足りない」。「地域トレーニングキャンプU-17関西」参加の高2タレントたちも、刺激を受けた選手権決勝
ゲキサカ / 2025年1月15日 3時0分
-
「絶対女王」成る!!藤枝順心、選手権史上初3連覇で史上最多8度目優勝!!夏冬5季連覇の偉業!!
ゲキサカ / 2025年1月12日 17時52分
-
[女子選手権]決勝の対戦カードが決定! 史上初の3連覇狙う藤枝順心と3年ぶり日本一目指す神村学園が激突
ゲキサカ / 2025年1月7日 17時27分
-
[MOM4972]日章学園FW高岡伶颯(3年)_相手の想定を上回る動き出し。目標の全国制覇と「20」へ、まず3発
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時15分
ランキング
-
1青学大ランナー「悪性リンパ腫」公表 克服“先輩”や駅伝ファンからエール続々「全力で応援」
スポニチアネックス / 2025年1月20日 17時2分
-
2戦力集中ドジャースに嫉妬「球界には最悪」 ライバルNY紙の皮肉とは「こんなこと言うなんて…」
THE ANSWER / 2025年1月19日 9時44分
-
3中居正広の女性トラブル、野球界にも波紋…関連バラエティー打ち切り危機 在京テレビ局関係者が明かす「本人のご機嫌を取る意味合い」も
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月20日 11時22分
-
4松井秀喜氏が現役最終打席を回想「だれもイメージないでしょ」にイチロー氏も驚き「あれが最後だったんだ」
スポーツ報知 / 2025年1月20日 17時50分
-
5五輪経験者がJFLへ「衝撃のニュース」 予想外の移籍に騒然「補強エグすぎる」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月20日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください