「誰が抜けても全員が」広島、総合力は誰にも負けない!破竹の5連勝で2位浮上!!名古屋は13位後退
ゲキサカ / 2024年8月17日 21時46分
[8.17 J1第27節 名古屋1-2広島 豊スタ]
サンフレッチェ広島が敵地で名古屋グランパスに2-1で勝利し、5連勝を達成した。勝ち点は49。首位の町田との勝ち点差4は変わらなかったが、スコアレスドローだった鹿島をかわして2位に浮上した。
夏場に入って強さが光る戦いぶりをみせている。前半12分のCKの流れからDF荒木隼人が狙ったシュートはクロスバーに嫌われたが、広島は前半から決定機を作りながらゲームを進める。
すると後半3分だった。右サイドで獲得したCKの流れから左サイドでDF佐々木翔が作り直す。クロスを荒木が左足で合わせると、DFに当たってコースが変わったボールがゴールネットを揺らした。
さらに後半10分、ワンタッチで華麗なパスワークをみせた広島は、MF松本泰志のスルーパスでDF中野就斗がエリア内に入る。GKランゲラックを引き付けて横パスを出すと、FW加藤陸次樹が蹴り込んで、リードを2点に広げた。
加藤は6月19日の横浜FM戦以来、2か月ぶりとなる今季4点目。今夏はFW大橋祐紀が移籍するなど、攻撃陣が様変わりする中で、奮起が期待されるストライカーの一人でもある。
ゴールについては「素直にめちゃくちゃ嬉しい。中野選手に感謝しています」と話した加藤も、「移籍してしまった選手もいるし、怪我人もいる。その中で誰が出ても同じプレーが出せることは広島の強さ。誰が抜けても全員が自信を持ってプレーしていると思います」とチームの総合力に胸を張った。
一方の名古屋は後半43分に途中出場のFWキャスパー・ユンカーのゴールで一矢報いたが、同点弾までは届かなかった。前節は東京Vを相手に勝利して3試合ぶりの勝ち点3を挙げていた名古屋だが、2試合ぶりの黒星で順位は13位に後退。降格圏の18位磐田とは勝ち点差6あるが、厳しい戦いになっている。
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