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新生リバプールが昇格組下して開幕白星発進!! 両CB起点にジョタ&サラーで2発、遠藤航は出番なし

ゲキサカ / 2024年8月17日 23時39分

FWディオゴ・ジョタ、FWモハメド・サラー、FWルイス・ディアスが3トップに君臨

[8.17 プレミアリーグ第1節 イプスウィッチ 0-2 リバプール]

 プレミアリーグは17日、開幕節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールが昇格組のイプスウィッチ・タウンを2-0で下した。前半は23シーズンぶりのプレミア参戦に燃える相手に苦しんだが、後半にFWディオゴ・ジョタとFWモハメド・サラーのゴールで2点を先取。アルネ・スロット新監督の初陣を勝利で飾った。2シーズン目を迎えた遠藤はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 リバプールは2015年夏から9シーズンにわたって率いたユルゲン・クロップ前監督が昨季限りで退任し、大きな注目が集まる新監督初陣。中盤中央にはMFアレクシス・マック・アリスター、MFライアン・フラーフェンベルフ、MFドミニク・ショボスライの3人が並び、遠藤はベンチスタートとなった。

 一方のイプスウィッチは一昨季まで4年間リーグワン(3部相当)に在籍していたが、同年に2位でEFLチャンピオンシップ(2部相当)昇格を果たすと、昨季はEFLチャンピオンシップで2位に輝き、勢いよくプレミアリーグまで駆け上がってきた昇格組。躍進を支えてきた就任4シーズン目の38歳キーラン・マッケナ監督がトップカテゴリに上り詰めた。

 イプスウィッチの本拠地ポートマン・ロードには満員の30014人の大観衆が詰めかけた中、試合序盤を思いどおりに進めたのはホームチーム。前半から強固な守備ブロックで守ることに加え、セットプレーやカウンターで決定的なチャンスを作ると、後半8分にはFWリアム・デラップがDFフィルヒル・ファン・ダイクにエリア内で倒される。惜しくもVARの介入により、攻撃過程でのオフサイド判定が下されたが、堂々のパフォーマンスを見せた。

 ところが、先に試合を動かしたのはリバプールだった。後半15分、自陣でのビルドアップを起点にDFイブラヒマ・コナテが鋭い縦パスをつけ、これをフラーフェンベルフが中央で収めると、右展開からサラーとDFトレント・アレクサンダー・アーノルドのワンツーでサイドを打開。最後はサラーのラストパスをジョタが冷静に押し込み、今季のファーストゴールが決まった。

 さらに攻めるリバプールは後半20分、今度はファン・ダイクのロングフィードで一発で裏を狙うと、これにサラーがオフサイドギリギリで反応。ペナルティエリア右で時間を使いながら味方の攻め上がりを促し、最後はマック・アリスターとのワンツーで抜け出し、冷静にGKとの1対1を制した。

 いずれの得点シーンも自陣でのボール保持を起点に、CBのチャレンジングな配球がゴールにつながっており、スロット新監督の色が出た形。その後も試合を優位に進め続けたリバプールが2-0のまま試合を締め、開幕白星発進を果たした。
●プレミアリーグ2024-25特集●海外組ガイド

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