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青森山田の前線で一際献身的に走り、模範となる“寮長”。FW石川大也は「誰からも応援されるような選手に」を貫いて”恩返し”を目指す

ゲキサカ / 2024年8月19日 17時36分

 その石川について、チームメートのDF山口元幹(3年)は「サッカー中も自分にこう、ベクトル向けてというか、ほんとに献身的に、ほんといつも一番チームでやっていて、やっぱりどんな時でも声出しますし、走ってくれるんで、ほんと後ろから見て凄い、助かっています」と説明する。チームメートも認める献身性の原動力は中学時代にあるという。

「中学校時代のサッカー部のスローガン的な感じで、『誰からも応援されるような選手』っていうのがあったんで、『誰からも応援されるような選手』は、私生活の部分で抜けてないところであったり、プレーで示せるような選手だと」。石川は湯河原中時代からその姿勢を貫いている。

 もちろん、得点することから目を背けている訳では無い。第3回U-18青森ユースサッカーフェスティバルの矢板中央高戦(8月17日)では裏抜けでチャンスに関わり、左サイドの崩しからポスト直撃のシュートも。「ほんとに自分が1本中の1本決めれなかった。本当に決めれるような選手になんないと。期待してもらっているのに、なかなか応えられていない自分がいるんで、そこは悔しいです」。青森山田のFWとして、1本中1本を決めることにこだわり、支えてくれた人々に恩返しする意気込みだ。

「恩返しの気持ちとか、凄く強いです。恩返しが本当にしたいです。ほんとに色々な人が応援してくれてるんで、神奈川でも。やっぱり一番は結果で。ほんとに出ることだけじゃなくて、示せればいいなと思います」。憧れはFWクリスティアーノ・ロナウド。その努力する姿や、得点を取るための駆け引きから刺激を受けてきた。ずっと目指してきた選手権での「得点王」が大目標。努力を重ね、その献身性とゴールで「誰からも応援されるような選手」になる。

(取材・文 吉田太郎)

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