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品田愛斗が直接FK決勝弾!! J2千葉、FC東京→札幌とJ1勢連破で10年ぶり天皇杯8強

ゲキサカ / 2024年8月21日 21時1分

MF品田愛斗が決勝ゴール

[8.21 天皇杯4回戦 千葉 1-0 札幌 フクアリ]

 第104回天皇杯は21日、4回戦(ラウンド16)を各地で行い、ジェフユナイテッド千葉が北海道コンサドーレ札幌を1-0で破った。3回戦のFC東京戦に続いてのJ1勢連破で、10年ぶりの天皇杯ベスト8入り。前半45分、FC東京から期限付き移籍中のMF品田愛斗が直接FKで先制点を決め、これが決勝ゴールとなった。

 ホーム開催の千葉はJ2前節・いわき戦(●0-3)からDFメンデスを除く10人を入れ替え。それでもエースのFW小森飛絢、主力CBの佐々木翔悟ら質の高い選手が並んだ。一方の札幌も残留争い直接対決を制したJ1前節・鳥栖戦(◯5-3)からDF高尾瑠を除く10人を変更。今夏加入のFWアマドゥ・バカヨコ、FW白井陽斗らが起用された。

 序盤は札幌がボールを握りながら試合を進め、両ウイングバックのMF田中宏武とMF菅大輝が存在感を発揮。だが、千葉も徐々に札幌のマンツーマンディフェンスに適応し、テンポのよいパス回しでいなせるようになると、前半20分ごろから戦況が逆転した。

 まずは前半19分、千葉は右サイドを攻め上がったMF岡庭愁人のクロスにFW小森飛絢がヘディングで狙うと、札幌GK児玉潤を強襲。同26分には今度はFWドゥドゥが左サイドを突破し、クロスに岡庭が合わせたが、このヘディングも児玉の好守に阻まれた。

 前半29分には千葉に決定的なチャンス。品田の鮮やかなロングスルーパスに抜け出した小森のシュートはまたも児玉に防がれたが、こぼれ球に詰めたドゥドゥがループで狙う。だが、これは札幌DF中村桐耶のカバーリングに阻まれ、絶好機を逃した。

 札幌は前半33分、MF宮澤裕樹のロングフィードから左サイドをMF原康介が抜け出し、折り返しのパスにMF小林祐希が反応。左足ダイレクトでミドルシュートを狙ったが、大きく枠を外れ、少ないチャンスは活かせなかった。

 すると前半45分、千葉が先制に成功した。ドゥドゥのドリブルでの切り返しでゴール正面約25mの位置でFKを獲得すると、キッカーは品田。鋭く落ちるボールで壁の上ではなく、あえてGKのいるコースを狙うと、これが右のゴールポストをかすめながらゴールマウスに吸い込まれた。

 札幌は後半開始時、高尾と小林に代わってDF馬場晴也とFWジョルディ・サンチェスを投入。だが、それでも千葉の主導権は変わらない。後半5分、MFエドゥアルドのパスを受けた小森が左足を振り抜くも、シュートは惜しくも枠の上。小森は後半12分にもGK児玉の裏をかくロングシュートを狙い、枠を外れながらもサポーターを沸かせていた。

 札幌は後半15分、原のカットインシュートが千葉ゴールを襲うも、これはGK鈴木椋大に阻まれる。その後は互いに選手交代があり、拮抗した攻防が続く中、同35分には千葉がビッグチャンス。岡庭のスルーパスにFW高木俊幸が抜け出したが、1対1のシュートはGK児玉に阻まれた。

 終了間際には札幌が猛攻を展開し、19歳FW出間思努が立て続けにシュートチャンスを迎えたが、いずれも決めきれず、バカヨコのヘディングシュートも枠外。そのまま試合はタイムアップとなった。1-0で勝利した千葉がベスト4入りした2014年以来10年ぶりの8強入り。9月18日の準々決勝では京都サンガF.C.と対戦する。

(取材・文 竹内達也)
●第104回天皇杯特集

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