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好セーブ連発も一発に泣いた札幌GK児玉潤「順風満帆な人生ではなかった」給食センター勤務経て辿り着いたJ1クラブの表舞台

ゲキサカ / 2024年8月22日 4時38分

 それでもこの舞台に立った経験は今後の糧となるはずだ。

 175cmとGKとしては小柄な体躯の児玉は東京Vユース、桐蔭横浜大を経て2020年にJFLの東京武蔵野シティFCに加入。社会人1年目は給食センター勤務をしながらサッカーに取り組むという生活も経験した苦労人だ。その後、当時広島県1部〜中国リーグだった21〜22年の福山シティFC、23年のY.S.C.C.横浜(J3)を経て、今季初めてJ1リーグに辿り着いた。

 J1クラブの一員として踏みしめた天皇杯の舞台。「自分の可能性を信じなければここに辿り着くことはできなかった。自分を信じてここまで積み上げてきたものは肯定してもいいのかなと思う。順風満帆な人生ではなかったし、高校でも大学でもたくさん挫折してきたけど、でも諦めたくないという“諦めの悪さ”が、ある意味よかったと思う」と感慨も口にした。

 それでもこの天皇杯で示したパフォーマンスを踏まえれば、次なるチャンスもありそうだ。遅咲き26歳のGKは「まずは今日の反省をしっかりして、先を見すぎることなく。磐田戦にも出る可能性もあるし、毎日の積み重ねが大事になる」と決意新たにトレーニングを重ねていく姿勢を見せた。

(取材・文 竹内達也)
●第104回天皇杯特集

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