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MF菊池心、MF菊池仁の菊池ツインズがFCベネーノを牽引。切磋琢磨しながら成長し、目標の姿に近づく

ゲキサカ / 2024年8月22日 12時46分

FCベネーノのMF菊池心は中盤で違いを生み出すような動き

 U-15世代によるサッカーフェスティバル、「第1回 ふたば未来学園交流大会2024」が17日から19日まで福島県双葉郡の広野町と楢葉町で開催された。FCベネーノ(茨城)はMF菊池心(3年)とMF菊池仁(3年)の「菊池ツインズ」がそれぞれの特長を表現。特に印象的な動きを見せていた。

 兄の心は、アーセナルのMFマルティン・ウーデゴーアが目標。「(見て欲しいところは)ポジショニングとキックです。色々なポジションをやってきたんで、相手の嫌なところとか分かってるんで、相手がどこに立ってたら嫌だろうなっていうのを考えてプレーできています」 という。スキルの高いボランチは、人一倍ボールに係わり、スペースへの正確な配球など随所で違いを見せていた。

 一方の仁は、「僕の長所は、自分ではドリブルだと思ってるんで、ワンタッチ目で相手を置き去りにしたり、駆け引きでついてこれないようなドリブルをしたりっていうのを意識しています」というアタッカーで、FWネイマールが憧れ。鋭いドリブルに加え、FC LAZO戦では豪快なヘディング弾も決めていた。

 互いに力を認め合っている。兄の心は弟のプレーについて、「サポートに行くのが遅れても、1人で打開しちゃって、シュートまで行けちゃうんで。それは凄いなって思います」と評価。また、仁は兄の凄さを「いいパスをくれます。ここのタイミングって時に、こっち見てないのにロングボール飛んできたりとか、いいアシストが来たりとかします」と説明する。

 FCベネーノで互いに刺激を受けながら練習に励んできた。心はボールを蹴り込んだことで精度を向上。シザースなどを交えたドリブルも伸ばすことができたという。また、仁も対戦相手に応じたプレーが少しずつできるようになったことを実感。高校も同じチームに進学予定だという2人は、残りの中学生活で「逆足のキックと守備の弱さです」(心)、「守備の時のポジショニングと、あとオフ・ザ・ボールの動きとか」(仁)という課題を改善し、次のステージへ向かう。

 今後は、「小さい子とかが憧れるようなプレーをしていきたいなと思います。(将来は)プロになりたい。課題を次々と長所にしていって、長所もどんどん伸ばしていけたらと思います」(心)、「チームの人から頼りがいのあるプレーをして、得点を重ねていきたい。将来の夢は、みんなが知っている、みんなが名前を聞いたことあるようなサッカー選手、有名なサッカー選手になることです」(仁)という姿になることが目標。2人は最も身近にいるライバルや、チームメートと切磋琢磨しながら、目指す姿に近づく。
弟のMF菊池仁は鋭いドリブルが武器。アイディアのあるパスも
(取材・文 吉田太郎)

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