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静岡ユースFW山本将太(磐田U-18)がアルゼンチン相手に奮闘。U-18代表戦で「ここまで通用するぞ」と示す

ゲキサカ / 2024年8月23日 5時44分

静岡ユースFW山本将太(磐田U-18)が前線からボールを追う

[8.22 SBS杯 静岡ユース 0-1 U-18アルゼンチン代表 草薙陸]

 雷雨による約2時間の中断直後、ファーストシュートを放ったのが静岡ユースFW山本将太(磐田U-18)だった。敵陣での奪い返しからMF川合徳孟(磐田U-18)のパスを受けると、右足ミドル。枠をわずかに外れたが、チームのギアを上げた。

 U-16日本代表歴を持つFWは、「やっぱり海外の選手と戦うのが久しぶりで、こうやってアルゼンチンっていう強豪国とできるのはすごく楽しみにしていて。雷で自分のコンディション上げるのとか苦労したんですけど、入りとかも最初にシュート打てたっていうのは自分的に良かったかなと思います」と振り返る。

 雷によって試合スケジュールが変わることは、7月の日本クラブユース選手権(U-18)大会でも経験済み。同大会では試合開始が1時間以上遅れるゲームもあった。それだけに、「やるつもりで待っていました」。上手く試合に入り、アルゼンチンゴールを目指した。

 相手は重心をやや下げながらの戦い。だが、山本にボールが入ると圧力をかけて来ていた。背番号9はボランチからの縦パスを正確に落とし、また前を向いてボールを運んだが、激しいファウルで止められるシーンも。「プレー外とかでも結構来てたんで、『何だ、こいつ』と思ったんですけど、やっぱり海外でやる時はこういうこともあるっていうのは多少知ってたので、冷静にできたと思います」。だが、チームは後半開始直後に失点。直後に再び雷雨で中断、そのまま試合終了となり、黒星発進となった。

 山本は低めに設定された相手DFラインに対し、得意とする裏抜けを発揮できなかったことを悔しがる。だが、切り替えるしかない。23日はU-18日本代表との一戦。「やっぱり結果で示して、『これが俺だぞ』みたいな。この大会を通して自分の名前を上げたいです。バチバチにやっていきたいです。背後のアクションと足の速さが武器なんで、そこを明日の代表戦でも『ここまで通用するぞ』っていうところを見せつけて、代表入りしたい」と意気込んだ。
 
(取材・文 吉田太郎)

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