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SBSカップを飛躍の機会に。静岡ユースMF矢田龍之介(清水ユース)は「頭はクールに」打倒・U-18日本代表へ

ゲキサカ / 2024年8月23日 7時2分

静岡ユース(静岡県選抜)の司令塔、MF矢田龍之介(清水ユース)は打倒・U-18日本代表を目指す

[8.22 SBS杯 静岡ユース 0-1 U-18アルゼンチン代表 草薙陸]

「やってみて、ワールドカップに比べたらそこまで強くない相手だったので、勝ち切りたかったなっていう印象です」。静岡ユース(静岡県選抜)のMF矢田龍之介(清水ユース)は、昨年11月のU-17ワールドカップ・アルゼンチン戦(1-3で敗戦)で交代出場。“再戦”となった今回、前半は主導権を握る戦いを見せたが、わずかな差で敗れたことを悔しがった。

 試合開始直後の雷雨で約2時間の中断。再開後、相手が前からボールを奪いに来なかったため、「センターバック、ボランチ使いながらうまく前進するっていうことはできたと思う」と振り返る。

 ボランチで司令塔役を担った矢田自身も、「前半はボール受けながら散らして、タイミング見て前まで伺うってことはできたと思います」。だが、前半終盤からの強雨によってピッチコンディションが一変。後半立ち上がりにカウンターから失点してしまう。後半5分に再び大きな雷鳴が響き、再中断。この1点が決勝点となり、0-1で敗れる結果となった。

 矢田は「前半は(水が)溜まってなかったので、後半もこのままいけば勝てるだろうなっていう大まかな予測があった中で、かなりの水溜まりができてたのはちょっと予想外でした。カウンターっていうのはアルゼンチンも絶対狙ってた状況だと思うので、それを予測、対応できなかったこと、アラートさがなかったことが敗因かなと思います」と残念がった。

 矢田は昨年に続き、2度目のSBSカップ出場。「去年も出場させてもらって、得点っていうのができなかったんで、今年はしっかり得点っていうもので結果を残したい」と意気込んでいる。

 大目標としていた昨年のU-17ワールドカップは、先発出場1試合、交代出場2試合、計84分のプレー時間に終わり、チームもベスト16敗退。「自分がして良かった経験って言えるように、これからプレーしていきたいなっていう風に感じました」という大会から、守備で間を破られる回数が減り、攻撃で前へ出て行くプレーが増えたと実感している。

 ただし、自己評価は厳しいモノ。今シーズンは股関節の怪我で出遅れ、復帰したのは5月からだ。「(プリンスリーグ東海の開幕)4節全く出れず、初めてのそういう怪我だった。(今季のプレーについて、)納得はしてないんで、この大会(SBSカップ)を機にもっと飛躍できたら」と考えている。

 23日は楽しみにしているというU-18日本代表戦。U-17ワールドカップの戦友もいる相手に、静岡の高校年代の代表選手として挑戦する。違いを出したいという思いは当然持っているが、「でも冷静に、頭はクールにやりたいなと思います」。打倒・U-18日本代表へ。注目の司令塔は冷静にゲームをコントロールしながら、積極的な縦パスでチャンスメークすること、ゴールを決めることも目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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