U-18日本代表に惜敗も……静岡ユースは“静岡らしく”ボールを保持しながらの戦いで健闘
ゲキサカ / 2024年8月24日 16時18分
[8.23 SBS杯 静岡ユース0-0(PK3-5)U-18日本代表 愛鷹]
静岡ユース(静岡県選抜)は、U-18日本代表と互角の戦いを演じた。内藤康貴監督(浜名高)が、「とにかくボールを自分たちが持って、主導権を握れるようにっていうところをやれるような準備をしてきました」というチームは攻め急がず、DFラインからボールを保持しながら前進。指揮官も「欲を言えば、より決定機を作りたいなっていうところはあったんですが、自分たちで運ぼうとする意志は凄く見せてくれた」と評価する戦いだった。
MF堀川隼(静岡学園高)がDFラインまで落ちながら幾度もボールを運び、MF矢田龍之介(清水ユース)はドリブルや1タッチパスを交えたゲームメークで存在感。また、磐田トップチーム昇格内定の10番MF川合徳孟(磐田U-18)や、スキルフルなレフティーMF土居佑至(清水ユース)がラストパスへ持ち込んだ。
前半には3人、4人が係わる形でテンポ良くボールを繋ぎ、ラストパス。後半にはMF小竹知恩(清水ユース)の高速ドリブルやFW山崎絢心(富士市立高)、MF加藤佑基(静岡学園高)の鋭い仕掛けがチャンスに結びついた。
また、交代出場組を含めて守備陣も対人、跳ね返しの部分で健闘。相手にシュート9本を許したが、GK戸塚陸(浜松開誠館高)が相手の決定的なヘッドを止めたほか、CB渥美慶大(磐田U-18)らの好守もあって得点を許さなかった。だが、矢田や加藤の決定的なシュートを相手GKの好守に阻まれるなど、静岡ユースも無得点。最後はPK戦で屈し、戸塚は「勝たせられるGKにならないといけない」と誓っていた。
U-18日本代表を大いに苦しめたものの、悔しい敗戦。U-17日本代表歴を持つ小竹も「代表に食い込みたいですし、(2028年にロサンゼルス)オリンピックもある世代でこの日本代表の試合は凄く楽しみにしていたので、もう少しアピールしたかった」と首を振る。静岡ユースは25日の最終戦でU-18韓国代表と対戦。小竹が「静岡らしいサッカーをして勝ちたい」と語ったように、ボールを保持しながら戦い、勝って地元・静岡の観衆を沸かせる。
MF堀川隼(静岡学園高)はビルドアップの中心となったGK戸塚陸(浜松開誠館高)はファインセーブも25日の最終戦でU-18韓国代表撃破を目指す
(取材・文 吉田太郎)
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