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東京Vの勝利に大貢献…2ゴール躍動の山見大登「攻撃はやりたいことを好きなようにできた」

ゲキサカ / 2024年8月25日 22時16分

東京Vの勝利に大貢献…2ゴール躍動の山見大登「攻撃はやりたいことを好きなようにできた」

[8.25 J1第28節 東京V 2-1 鹿島 味スタ]

 チームにとって4試合ぶりの得点、そして4試合ぶりの勝利を掴み取った。東京ヴェルディMF山見大登は後半の2得点で勝利に大貢献。「両方とも決めて当たり前くらいどフリーだった。決めれてよかった」と手応えを語った。

 前半から切れ味鋭いドリブルを見せつけた。前半終了間際の決定機はクロスバーに直撃。得点の匂いを漂わせると、後半18分に均衡を破った。

 PA手前までボールを運んだDF綱島悠斗からパスが出ると、山見がPA右でトラップ。「GKに触れられないように流し込むだけだった」(山見)。ゴールにニア上を狙ったことには理由があり、GKマテウスからの助言があったという。

「前の試合(FC東京戦)でGK野澤大志ブランドン選手に止められたときに、(マテウスから)ああいう形になったらGKはファーに飛びやすいから、ニアは空いていると言われていた」。アドバイスを冷静に遂行する冷静さを持って、確実に先制ゴールを奪ってみせた。

 得点を挙げたことで切れ味はさらに増した。すると後半30分に追加点。MF齋藤功佑のシュートは相手GKにはじかれたが、ファーサイドに詰めた山見が押し込んだ。「相手にとって当たり前だろうという気持ちがあったからこそ、相手の前に入ることができた。そういう準備のところを怠らずにできたから、2点目につながった」。終盤に失点を喫したことで、この得点が決勝点となった。

 関西学院大出身の山見にとって、左サイドでマッチアップした右SB濃野公人は2学年下の後輩。ルーキーながらリーグ戦7得点を挙げている成績を「気にしていない」と語りつつ、意識していた様子をのぞかせる。「公人は攻撃にすごくストロングがある選手なので。公人に止められていたら、これから先もやってはいけない」。相手の長所を認めながら、負けん気を垣間見せた。

 山見は自身の出来を「自分のやりたいことを好きなようにできた」と自画自賛。それでも現状にまだ満足はしていない。「あとはそこの質をもう一個上げていく必要がある。守備でも前半の最後に少しやられていた。そこを改善していけたらいい」。チームは13位から10位に浮上。リーグ後半戦の起爆剤として、さらなる活躍を見せつけるつもりだ。

(取材・文 石川祐介)
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