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約4年半で4度目の監督交代…浦和の堀之内SDが声明発表「難易度の高いチャレンジを」

ゲキサカ / 2024年8月27日 10時46分

浦和が声明を発表した

 浦和レッズは27日、クラブ公式サイトで「ファン・サポーターのみなさまへ」とし、スポーツダイレクターの堀之内聖氏による声明を発表した。

 現在J1リーグ戦で暫定13位の浦和は、同日にペア・マティアス・ヘグモ監督の退任と、昨季チームを率いたマチェイ・スコルジャ氏の再就任を発表。スコルジャ氏の手続きが完了するまでは、池田伸康コーチが暫定的に指揮を執ることになった。

 堀之内氏は声明で「2020シーズンのフットボール本部立ち上げ以降、約4年半の間に4度目の監督交代を行うという事実を、重く受け止めております」と述べ、「みなさまにとって大切な浦和レッズをお預かりする者」として今回の決断を下すまでの経緯を説明している。

「2024シーズンは、前年度までに構築した強固な守備に、攻撃面での改善を上乗せすることによって昨季を超える成績、具体的にはJ1リーグでの優勝を目指してスタートしました。また並行して、単年度に止まらず常に優勝を狙えるポジションに位置し続けるチーム作りを、クラブとして目指しています」

「そしてこうした目標に向けた取り組みは、2025シーズンに開催されるFIFAクラブワールドカップにおいて、世界の競合クラブと伍して闘うことのできるチーム作りに繋がると考えており、そこから逆算した日々のトレーニングを通じ、チーム全体でステップアップしていくことに取り組んできました」

「今回の決断につきましては、継続を旨としてチーム編成を行う上で、短期間での監督交代に強い葛藤があったことも事実ですが、監督を代えないことを目的化せず、これまでの公式戦全28試合の成績、試合やトレーニングを通じて可視化されるスタイルの浸透度、ピッチ外も含めた選手やコーチングスタッフに対するマネジメントスキル等を定量、定性の両面から総合的に評価した結果をもとに行いました」

「総評としては、やはり始動時に描いた成長曲線に対し、現時点でのチームの完成度は後れを取っていると言わざるを得ません。当然ながら、その原因が全て監督にある、という短絡的な他責思考で判断を行うのではなく、シーズン途中での移籍による選手の入退団や傷病による選手のコンディション不良が及ぼすスカッドの変化、その他の変動要素も考慮した上で、取るべき手段とそのタイミング、直接間接を問わない二次的影響も視野に入れた検討の結果、成長の方向性を継続することと、成長のスピードを上げることの重要性を再確認し、そのための手段としてこのタイミングでの監督交代という決断を下しました」

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