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ハマの進撃は止まらない! 山形の対策に苦しんだ横浜FC、後半2発の鮮やか逆転劇&15戦負けなしで暫定首位へ

ゲキサカ / 2024年8月31日 22時37分

横浜FCが山形に2-1で逆転勝利

[8.31 J2第29節 山形 1-2 横浜FC NDスタ]

 J2第29節が31日に行われ、2位横浜FCは敵地で9位モンテディオ山形に2-1で勝利した。前半に先制を許したが、後半に2ゴールを決めて逆転。3連勝で15戦連続無敗とし、試合が中止となった清水エスパルスを抜いて暫定首位に浮上した。

 ホームの山形は前からプレスをはめてくる横浜FCに対し、MF小西雄大とMF高江麗央の好調ダブルボランチを経由しながらうまく前進すると、前半9分に先制。小西が前への持ち出しから相手の中盤のラインを越す縦パスを通し、右サイドの高い位置で受けたFWイサカ・ゼインがカットインから左足でシュートを放つ。左ポストの内側を叩いて決まり、古巣戦で今季4ゴール目を奪った。

 山形の基本布陣は4-2-1-3だが、今回は守備時に変則的な5バックを形成。右ウイングのイサカを最終ラインに下げて右サイドバックのDF川井歩が内側に絞り、中央で脅威となる横浜FCの1トップ2シャドーに対応した。

 イサカは攻守で長い移動距離が求められたものの、古巣を相手に持ち前のダイナミズムを発揮。前半36分にはFW國分伸太郎のスルーパスを受けてペナルティエリア右に抜け出し、GK市川暉記との1対1から折り返しを選択する。しかし、惜しくも中央でDFにクリアされた。

 追いかける横浜FCはハーフタイムを挟んで反撃を開始。まずは後半2分、相手の左サイドバックであるDF山田拓巳が前に食いついて生まれたスペースを狙い、ボランチのMFユーリ・ララが斜めのランニングでボールを引き出す。クロスは得点につながらなかったが、危険なシーンを作り出した。

 さらに左サイドではMF中野嘉大が高い位置に顔を出し、イサカと激しいバトルを繰り広げる。徐々に山形を押し込み始めた横浜FCは、後半11分に同点ゴールを挙げた。

 ユーリ・ララが数分前と同じような形で右のポケットを取り、右足でふわりとしたクロス。ファーのFW高橋利樹が高い打点から頭で叩き込み、今季3得点目を記録した。

 後半23分には敵陣でのボール奪取からMF井上潮音が右サイドに展開。フリーでパスを受けたMF山根永遠が折り返し、遅れてボックス内に入ってきたユーリ・ララが強烈なヘディングシュートを放つも、わずかにクロスバーを越えた。

 その後、両チームともフレッシュな選手を投入して勝ち越しを目指す中、なおもペースを握るのは横浜FC。後半30分には自陣で山形のプレスを外し、再びノーマークで右サイドを駆け上がった山根がグラウンダーのクロスを送る。これに途中出場のFWカプリーニが左足で合わせるが、シュートは右ポストのぎりぎり外側を通過した。

 重心が後ろに重たくなった山形に対し、横浜FCは再現性のある攻撃から逆転に成功する。後半35分、相手を押し込んだ状態で右サイドの山根がボールを持つと、寄せてきた左サイドバックの山田の背後へユーリ・ララがパスを要求。ブラジル人MFは再び右のポケットを取ってマイナスに折り返し、井上がシュートを打つ。相手にブロックされたものの、こぼれ球に自ら詰めた井上が粘り、後方へ流れたボールにDF福森晃斗が反応。得意の左足を振り抜き、地を這うようなミドルシュートをゴール右に突き刺した。

 前半の失点シーンでイサカとマッチアップしていた福森は、名誉挽回の今季2得点目。これが決勝弾となり、横浜FCが2-1で激闘を制した。敗れた山形は5試合ぶりの黒星。連勝は3で止まり、J1昇格プレーオフ出場圏内を狙う上で痛い結果となった。
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