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塩貝健人の大学2年海外移籍は「メリットもある」…全チームが1回戦から登場、総理大臣杯4日開幕

ゲキサカ / 2024年9月2日 15時20分

総理大臣杯開幕に向けたオンライン記者会見が行われた

 第48回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが4日に開幕する。今年度より出場校が8チーム増加。シードが廃止され、出場全32チームが1回戦から出場して5回戦制で夏の大学日本一を決めることになった。

 2日にはオンラインで記者会見が行われ、全日本大学サッカー連盟の櫻井友常務理事は「関東と関西の2地域で(出場チームの)半数を占める。さらにリーグ上位チームも出場している。2地域にどれだけほかの地域が対抗できるのかという構図になるが、昨年優勝した富士大のように旋風を巻き起こすようなチームが出る方が盛り上がる。個人的にはほかの地域のチームに期待したい」と展望を語った。

 来季のJリーグ入りが内定している選手も多数出場する。優勝候補の明治大(関東1)で主将を務めるMF中村草太(4年=前橋育英高/広島内定)は「大会では圧倒して優勝したい」と力強く話した。

 先日、今大会の注目選手の一人として期待されていた慶応義塾大のFW塩貝健人(2年=國學院久我山高)が、オランダ1部のNECナイメヘン入りすることが発表になった。今大会のプログラムでも10大会ぶり出場となる慶大の背番号9で登録されているが、欠場が決まった。

 大学サッカー界からは昨年も当時明治大4年生だったFW佐藤恵允がドイツ1部のブレーメンと契約。今後もJリーグを経由せずに直接海外クラブと契約する流れは加速する可能性がある。ただ櫻井氏は「個人的な意見になる」と前置きしたうえで、「メリットもある」と強調する。

 2年生で決まる海外移籍については「想定していなかった」と話すも、「競技力向上のために何が大切かと考えたときに、4年生まで必ずいないといけないわけではないですし、それよりも前に成長できる環境に飛び込めるのであれば、いいのかなと個人的には思っています」。

 そして「注目選手が出ることによって、メディアの注目度や一緒にやる選手の質が上がる部分もある。絶対的な選手が外に出ることによってポジションが空く。そこでチャンスを得る選手も出てくる。こういう事例が出れば日本の大学サッカーに注目してもらえる部分も増える。デメリットばかりではなくて、出ることで得られるメリットを考えながら、やっていければいいのかなと思います」と好意的に捉えた。

【1回戦】
(9月4日)
[いわぎんスタジアム Aグラウンド]
明治学院大 11:00 京都産業大
鹿屋体育大 14:00 広島大

[いわぎんスタジアム Bグラウンド]
日本経済大 11:00 阪南大
富士大 14:00 明治大

[みやぎ生協めぐみ野サッカー場 Bグラウンド]
静岡産業大 11:00 国士舘大
関西大 14:00 東京国際大

[みやぎ生協めぐみ野サッカー場 Cグラウンド]
松本大 11:00 北海道教育大岩見沢校
流通経済大 14:00 中京大

[セイホクパーク石巻フットボール場]
筑波大 11:00 九州産業大
慶應義塾大 14:00 同志社大

[泉サッカー場]
大阪経済大 11:00 神奈川大
IPU・環太平洋大 14:00 早稲田大

[遠野運動公園 多目的運動場]
新潟医療福祉大 11:00 仙台大
日本大 14:00 高松大

[遠野陸上]
常葉大 11:00 大阪学院大
札幌大 14:00 日本文理大
●第48回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集

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