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三笘復帰の森保Jが16選手で始動!! 長谷部コーチは練習にも参加、“鬼門”のW杯最終予選初陣へ長友「僕自身も2回痛い思いをしている」

ゲキサカ / 2024年9月2日 19時6分

長谷部誠コーチとボールを競り合うDF長友佑都(FC東京)

 9月の北中米ワールドカップアジア最終予選2試合に臨む日本代表が2日、千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドで始動した。初日は欧州組9選手、国内組7選手の計16人が合流。過去2大会で落とした苦い記憶の残るW杯最終予選初戦に向け、重要な活動がスタートした。

 合宿初日にはアジアカップ以来の復帰となったMF三笘薫(ブライトン)、DF中山雄太(町田)、GK鈴木彩艶(パルマ)、FW細谷真大(柏)、初招集のDF望月ヘンリー海輝(町田)、DF高井幸大(川崎F)ら16人が合流。また代表活動期間のみ所属チームを離れて帯同する新任の長谷部誠コーチ(フランクフルト)も参加した。

 初日の練習は円陣でスタートした後、帰国したばかりの欧州組9選手と1日にJ1リーグ戦があった高井は室内調整。GK大迫敬介(広島)、GK谷晃生(町田)、DF長友佑都(FC東京)、中山、細谷、望月の6選手がピッチでトレーニングを行い、フィールドプレーヤー組のボール回しなどには長谷部コーチも加わっていた。

 欧州でのリーグ戦が1日にあったMF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(ソシエダ)ら11選手は3日から合流予定。最近まで懸念されていた台風による帰国便への影響はなさそうだが、5日に埼玉スタジアム2002で行われる中国戦に向け、今回も急ピッチでの調整となりそうだ。

 初戦の対戦相手の中国はFIFAランキング87位と格下にあたり、直近の国際Aマッチでも2000年代以降14戦無敗(8勝4分)と相性は良い相手。だが一方、欧州シーズンが始まった直後の9月シリーズに組まれるW杯最終予選の初戦は日本にとって“鬼門”にあたる。コンディション調整の難しさなどから、ロシアW杯予選ではUAEに敗戦、カタールW杯予選ではオマーンに敗戦と2連敗しており、普段どおりの戦いにならないのが通例だ。

 また中国を率いるクロアチア出身のブランコ・イバンコビッチ監督は前回予選でオマーンを率い、日本を破った指揮官。練習後、報道陣の取材に応じた長友も「そこが嫌だなと。正直、前回は相当な対策をされた。1か月か2か月くらい合宿をしていたという話もあったし、今回も相当な日本対策をしてくると思うのでかなり厄介。そこが一番嫌なところ」と“再戦”への警戒を口にする。

 一方、5度目のW杯最終予選となる長友には、過去の経験を伝達する役割も求められる。「最終予選が難しいというのは分かっているけど、どこかで2次予選簡単に勝ち抜いたとか、普通にやっていればいけるという思いがあったり、ヨーロッパ組は移籍で悩んでいたり、チームで試合に出られなくてコンディションが上がらない選手もいるのでこの9月は難しい。僕自身も2回痛い思いをしているので、気の引き締めは自分自身もそうだし、後輩たちにも伝えていかなければいけない」と意気込んだ。

 チームは3日から非公開での調整をスタート。5日の中国戦、10日に敵地で行われるバーレーン戦に向けて準備を進める。

▼2日に合流
大迫敬介、谷晃生、鈴木彩艶、長友佑都、板倉滉、中山雄太、菅原由勢、望月ヘンリー海輝、高井幸大、浅野拓磨、三笘薫、田中碧、小川航基、上田綺世、細谷真大

▼3日に合流予定
谷口彰悟、町田浩樹、遠藤航、伊東純也、南野拓実、鎌田大地、前田大然、旗手怜央、堂安律、久保建英、中村敬斗

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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