6年ぶりFIFA大会帰還の北朝鮮、U-20女子W杯初戦でアルゼンチンに大勝

北朝鮮が白星発進

　U-20北朝鮮女子代表は2日、U-20女子ワールドカップのグループF初戦でアルゼンチンに6-2で勝利した。北朝鮮にとって男女各年代を通じて6年ぶりの出場となる国際サッカー連盟(FIFA)主催大会で白星発進となった。

　北朝鮮は女子サッカーの強豪国だが、2020年のコロナ禍からは棄権が続いていた。それでも昨年から国際舞台に復帰すると、今年3月のU20女子アジアカップで優勝を果たしてFIFA大会への帰還が決定。北朝鮮勢がFIFA大会に参加するのは18年のU-17女子W杯以来となっている。

　グループリーグ初戦の相手はFIFA女子ランキング33位のアルゼンチン。同9位の北朝鮮は開始6分で先制点を奪うと、前半だけで3ゴールをゲット。3-1で折り返した後半もゴールラッシュとなり、6-2で初戦を制した。

　北朝鮮はGL第2節でコスタリカと、最終節でオランダと対戦する。北朝鮮がF組を首位通過して日本がE組2位通過の場合、決勝トーナメント1回戦で両国が激突する。なお日本は初戦のニュージーランド戦を7-0で勝利している。