最終予選で今も忘れられない本田圭佑の言葉…浅野拓磨「そのとき初めて最終予選の重みを感じた」
ゲキサカ / 2024年9月3日 21時19分
自身3度目のW杯アジア最終予選に臨む。日本代表FW浅野拓磨(マジョルカ)は5日の中国戦(埼玉)で幕を開けるアジア最終予選を前に、「一つ言えるのは簡単じゃないということ。(W杯に)行けるも行けないも紙一重。そこは分かり切っているので、自分たちの持っているものを出し切るしかない」と表情を引き締めた。
言葉には実感もこもる。ロシア大会、カタール大会とW杯アジア最終予選は2大会連続で黒星スタートと、初戦でつまずいた。ロシアW杯出場を決めた17年8月31日のオーストラリア戦(○2-0)では当時22歳だった浅野が先発に抜擢され、決勝点をマーク。98年フランスW杯以降、過去のアジア最終予選で初戦が黒星だったチームはすべて予選敗退に終わっていたという“W杯出場確率0%”のジンクスを打ち破り、W杯への扉をこじ開けた。
8年前、初戦でUAEに敗れたあとに選手の前でMF本田圭佑が話した言葉が、今も浅野の脳裏には焼き付いている。「本田圭佑さんがみんなに言っていたのは、簡単じゃないのは分かっていると。その前の予選もあまり良くなかったけど、そこからひっくり返してやってきたということを話していた」。当時21歳だった浅野は「やるしかないなという覚悟ができた」と当時を振り返る。
「若い選手の中でそのとき初めて最終予選の重みを感じた。やるしかないなと心が決まった自分がいた」。当時の日本代表キャプテンだった長谷部誠氏も今回からコーチとしてともに戦うことが決まった。浅野は「僕自身は(長谷部氏が)選手だったときから貫禄というか、一指導者みたいな雰囲気も持っていたので違和感はない」とすんなり受け入れた様子ながら、「一つのチームとしてやれることに喜びを感じる。一緒にやっていたので特別な気持ちはある」と感慨深そうだった。
(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア最終予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
3度目の最終予選を前に…浅野拓磨が思い出す8年前の本田圭佑の言葉「簡単じゃないことは分かっている」
スポニチアネックス / 2024年9月3日 21時17分
-
長友 代表合宿スタートで早速…新入閣の長谷部コーチをいじる「違和感しかない」「オーラが増してる」
スポニチアネックス / 2024年9月3日 4時45分
-
日本代表、2連敗中のアジア最終予選初戦 長友佑都が「後輩たちに伝えたい」と語る“油断の正体”
スポーツ報知 / 2024年9月2日 22時31分
-
選手とコーチで再び“共闘”へ…長友佑都、代表で再会の長谷部誠コーチに「違和感しかない」
ゲキサカ / 2024年9月2日 20時16分
-
なぜ長谷部誠コーチがサプライズ入閣した? “同時並行”で現場経験も急ピッチ…森保監督「W杯も視野」
FOOTBALL ZONE / 2024年8月30日 7時20分
ランキング
-
1井上尚弥、異例の決着で4団体防衛! ドヘニーに異変→腰を痛めてよろよろ…7回TKOに会場騒然「えー!」
THE ANSWER / 2024年9月3日 20時58分
-
2「みんな忘れてない?」大谷翔平の異常さに驚愕 偉業の裏での“行動”が「化け物すぎる」
Full-Count / 2024年9月3日 18時2分
-
3八村塁のトレード先に新たな候補ホーネッツが浮上「近々オファーが来るかもしれない」
東スポWEB / 2024年9月3日 17時14分
-
411回にダウン判定も…武居が判定勝利で初防衛 「ダウン判定」トレンド入りで「微妙だった」などの声
スポニチアネックス / 2024年9月3日 20時22分
-
5【DeNA】東克樹が球団41年ぶりの快挙を達成 同一投手が2試合連続先発でいずれも勝利
スポーツ報知 / 2024年9月3日 20時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください