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欧州移籍後初代表のDF谷口彰悟、“鬼門”9月の最終予選は「頭を代表モードに切り替えるのが一番大事」

ゲキサカ / 2024年9月4日 23時13分

DF谷口彰悟(シントトロイデン)

 欧州組となって日本代表に帰ってきた。今夏、カタールのアルラーヤンからベルギーのシントトロイデンに移籍したDF谷口彰悟が4日、北中米W杯アジア最終予選・中国戦を翌日に控えた4日、報道陣の取材に対応。「いよいよ最終予選が始まるというところで緊張感も出ているし、ホームで開幕ということでしっかり勝ち点3を積み重ねたい」と意気込みを口にした。

 欧州シーズンが始まった直後の9月シリーズに組まれる最終予選の初陣。過去2大会の最終予選ではいずれも初戦を落とした“鬼門”にあたり、この中国戦は悪い流れを断ち切るためにも、勝ち点3で好スタートを切らなければならない一戦となる。谷口自身、9月シリーズの難しさは他の時期とは「違うと思います」と断言。「前回の活動から間も空いているし、それぞれ所属クラブでやっていて、チームが変わった選手もいる。またやり方を合わせないといけないことに難しさも感じている」と率直な感覚を明かした。

 その一方で「でも、そこでやるのが代表選手」とも言い切った。谷口もベルギーで新たなスタートを切ったが、「やり方も変わるし、メンバーも変わるし、いろんな変化が起きているけど、またここで代表に帰ってきて、頭のスイッチを代表モードに切り替えるのが一番大事」と切り替えの重要性を指摘。「最終予選を戦いに来たというところを自分自身にも周りにも言い聞かせながら、厳しい戦いになるので全力を尽くしたい」と力を込めた。

 日本代表は前回の6月シリーズで、3バックのオプション布陣を導入。カタールW杯と同じ3-4-2-1で表せるシステムではあるが、より攻撃的な志向のもとでテストが行われており、勝利が必要な今回の最終予選でも引き続き採用される可能性が出てきている。カタールW杯2試合に先発出場した谷口も2年前からの変化を実感しているという。

「今やろうとしていること、6月も含めてやっていたことは最初から5枚になるのではなく、どんどんスライドしたり、時には3枚で守るというアグレッシブなやり方。相手を見ながらになるけど、従来の3枚からは変わったところにトライしている」

 そうした中、前回からの活動を通じて「できたところと課題も多少見つかったりして、アップデートできたらということもあるし、みんながいいディスカッションをしながら高め合えているところもあるので、武器になっていくと思う」と手応えも実感している様子。今回は冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン)といった主力CB陣が負傷離脱している中、3バック採用となれば33歳のディフェンスリーダーにより大きな役割が託されることになりそうだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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